➤副腎疲労:アドレナル・ファティーグとは

腎臓は元気ですか?

これまであまり取り上げてこなかったことのひとつが、腎臓についてです。 僕が長く治療を受けてきたドクターが、副腎疲労の起源について仮説を立てていたことを以前のブログに書きましたが、ドクターの話では「副腎疲労は腎臓の機能障害から来る」という説も…

このまま死んでしまうのか…という恐怖

大げさに言っているわけではありません。 本当に「もう死んでしまう」「明日の朝は来ない」と思ったことが何度かありました。 2023年暮れ、この複雑怪奇な病からようやく抜け出せそうな感じ、自分の体が普通に戻ってきている実感が持てるようになった今、一…

フリーラジカルと抗酸化物質

この病気から回復するために、もっと関心を持つべきだと思うことの一つに、体内のフリーラジカルがあります。 フリーラジカルが副腎疲労の原因の一つかも知れないからです。 まず、フリーラジカルとは一体何なのでしょうか。 詳しくはググって頂くとして、簡…

ミトコンドリアひたすら研究中

ミトコンドリアについて、ずっと調べています。 学べば学ぶほど、驚くべきことがわかってきました。多くの慢性疾患を治癒できる未来につながっていく可能性が見えてきます。 人間の体で起きるほぼすべての生物学的プロセスにはエネルギーを必要とします。そ…

元気の素ミトコンドリア

前回のブログで、副腎疲労症候群はミトコンドリア機能不全の結果なのか?!という話をしました。 ミトコンドリアは人の細胞の中にある小さな器官なのですが、体のエネルギーを生み出す大切な器官です。 生命力の源ともいえるこのミトコンドリアに、もっと光…

副腎疲労はやっぱり存在しないのか?!

きょうのブログは、ちょっと変わったことを書きます。 このブログを読んで下さっている皆さんの頭を悩ませてしまうことになりそうですが、書きます。 僕自身もそうだったからです。 皆さんもご存じのように、僕は副腎疲労症候群の診断を受けて以来、毎日毎日…

体の組成に左右される副腎疲労

以前、カウンセリングの時に、ドクターと栄養士さんが、僕の体の組成について話を始めました。何の事だかさっぱりわからず、「一体何の事ですか?」と聞いたのですが、個人個人の体の組成が、副腎疲労によってどのような影響を受け、また副腎疲労からどのよう…

腸内細菌とミトコンドリア

副腎疲労がゆっくりと着実に回復している中、僕が興味を持って観察しているのが、体が生み出すエネルギーです。 人間は生きるためにエネルギーが必要です。自発的であれ、非自発的であれ、人間のすべての活動にはエネルギーが必要です。 副腎疲労によってほ…

胃酸は足りていますか?

今さらですが、副腎疲労症候群の原因は何なのでしょう? 強いストレスが長期間続き、副腎がストレス対抗ホルモンであるコルチゾールを分泌し、それが限度を超えてこれ以上コルチゾールも産生できなくなり、他のホルモンもバランスを崩し、それが様々な器官や…

トランスミッション脱落!

自分の身体システムがクラッシュしてしまった時のサインの一つは、まるで体からトランスミッションが落っこちたように感じる時です。約7年前に僕に起きたことです。 ドクターにこの話をした時、彼の元を訪れる非常に多くの人が似たような表現で体の不調につ…

ゴールに照準をあてよう 副腎疲労の原因を突き詰めても意味がない

副腎疲労になってしまったら、なぜ?いったい何が原因だったのか?としょっちゅう考えてしまいませんか? 何か大きな出来事がトリガーになったのか、それとも長い間の生き方や働き方が原因なのか? 僕自身も含め副腎疲労患者は、なぜ副腎疲労なんてものにな…

ドリー、再び乳がんに 2021年初

今年に入ってすぐ、我が家にまた試練が訪れました。 L and D家は、夫婦2人だけの家族です。だからどちらかが病気になると、もう一人の肩にすべての負担がかかってしまいます。 僕が副腎疲労症候群などと言う奇妙な病気で体調がおかしくなって以来、長い長い…

実は一番難しい「副腎を癒す」ことだけを考える事

きょうは、『副腎を癒す』ということに焦点を当てたいと思います。 副腎疲労症候群は、症候群と言うだけあって、色々な症状が群れとなって現れます。お腹が痛い、とか、動悸がするとか、そんな風にシンプルな言葉で表せる症状だけじゃなくて、頭のてっぺんか…

10カ月で治るはずが・・・

僕が副腎疲労だという診断を受けたのは、今からおよそ6年前のことです。その時に初めて『副腎疲労症候群』という言葉を知りました。そこからウエブサイトや書籍、動画などで副腎疲労について、毎日毎日、時間があればリサーチをしました。僕だけではなくド…

副腎疲労と神経伝達物質の話(下)

前回に続き、きょうのブログも神経伝達物質についてです。 今回は代表的な神経伝達物質と、それぞれの役割について説明したいと思います。そして、副腎疲労の体にとって、神経伝達物質の不均衡がどのような影響を及ぼすのか、ドクターの解説と自分の経験から…

副腎疲労と神経伝達物質の話(上)

副腎疲労が引き起こす様々な影響について、このブログで話してきましたが、ふと考えるとあるテーマについてはほとんど取り上げてきませんでした。神経伝達物質についてです。 健康で普通の生活を送っている時には、神経伝達物質がどう体内で働いているかなん…

副腎疲労治療の難しさを改めて思う

副腎疲労コミュニティのメンバーの皆さんがチャットで情報交換している内容を見て、思うことが一つあってブログにしました。 とにかく、リサーチにリサーチを重ね、サプリメントを自分で選び、試し、その結果を細かく分析し、何が効いて、何が効かなかったか…

ひとりぼっちの孤独な闘病

副腎疲労は孤独な病。 想像してみて下さい。これほど苦しんでいる状況を、誰にも話せないなんて。話せる人がいたとしても、まったく理解してくれない、共感してもらえないなんて。 副腎疲労コミュニティに新たに参加されたメンバーの方々が、「一人で戦って…

Happy New Year! 2021

明けましておめでとうございます! 2021年、お正月三が日は どうお過ごしになりましたか? きょうから仕事始めの方、 多いと思います。 僕もきょうからブログ始めです。 今年も宜しくお願い致します。 新年の決意は、去年と同じ。 副腎疲労から回復するために…

ありがとう!副腎疲労コミュニティ

このブログ開設2周年を機に、11月初旬にスタートした副腎疲労コミュニティ。 同じ境遇にある仲間が集まって、経験をシェアし、症状、治療法、サプリメント、日常的な悩みなどを気軽に話し合いながら、支え合って元気になっていこう、という目的で始めたコミ…

あなたのストレスは?

副腎疲労の最大の原因は、皆さんもご存じの通り、ストレスです。 人が生きていく中には、いろんな種類のストレスがあります。 仕事 人間関係 家族の問題(毒親など) 政治(特に欧米社会で) 将来の不安 金銭問題 学問・教育・学歴 社会問題 などなど どんな…

副腎とコルチゾール

一日の終わり、夜になるとコルチゾールは減少し、体が休みモードに入り眠ることができます。正常な健康体であれば。 しかし、体が絶えずストレスに攻撃されていると、コルチゾールはバランスを失い、体に悪影響を与えます。ストレスは、身体的なもの、メンタ…

機能不全の三点盛り

副腎疲労症候群の重症という状態は、何もかもが壊滅的なダメージを受けると言っても過言ではありません。そしてそれは自分だけにおさまらず、家族、特に配偶者にとっても大変な事態です。 この病気は、単に副腎の機能が落ちてしまったという一言では済ませら…

4回目のコルチゾール検査へ

きょうは3週間に一度のカウンセリングの日でした。ドクターからいくつか質問されました。 ・すぐに眠りにつけるか、それとも眠るまでに時間がかかるか? ・睡眠の深さはどうか? ・脱毛していないか? ・全体的な体調を1から10で評価すると? ・午前中と午後の…

副腎疲労、5年のマイルストーン

“Time flies”(タイム フライズ)という言葉があります。飛ぶように時間が過ぎていくということですが、日本語で言うところの「光陰矢の如し」ですね。 なぜこの言葉が浮かんだかと言うと、最近到達したマイルストーンをしみじみと考えていたからです。ある…

酒と砂糖とMTHFR

副腎疲労症候群とは何なのか・・・徹底的に調べましたし、今も学び続けています。この「病気とされていない『変な症候群』」について知る事が、今の日課でもあり、とても重要な仕事にもなりました。 副腎疲労の原因を理解し、二度と同じことを繰り返さない、…

ドリーが副腎疲労?!

先月中旬、僕たちは引越しをしました。新型コロナウイルスで緊急事態宣言まっただ中のことでした。 新居を決めたのは去年11月だったのですが、引渡しが先月だったのです。 引越しは大変です。でも、僕自身は何一つ大変なことはなかったし、ストレスもまった…

サプリメントについて考える

今年の春以降、どんどん頭がクリアになってきています。今までどれだけボケていたのか(ブレインフォグ)自分でも呆れてしまうほど、今は頭がちゃんと物事を考え、判断ができるようになってきました。 本当に長い間ブレインフォグの状態で、自分が何を見てい…

ストレスの変遷

ストレスがまったくない人などいないでしょう。 副腎疲労症候群になって、自分の生活、人生、仕事、ライフスタイル、食べ物、人間関係など、あらゆることを振り返り、考え、見直すことをしました。 その作業の中で思い出したのですが、恐らく人生で初めて感…

A型とストレス

今から4年程前に今のドクターの治療を受けはじめたのですが、最初のカウンセリングでドクターから質問されたことの一つが血液型でした。僕はA型と答え、ドクターもA型だと言いました。 一般的な話として、A型は元々神経質であることはわかっていましたが、…