一難去ってまた一難・・・この胸の不快感は何?

先日、起きてすぐにいつものように朝のサプリメントを飲んでいたら、胸に何か変な感じが現れました。

少し息切れがして、力が入らなくなって座らなければなりませんでした。

胸腔内で何かの破片が折れたような感じがしたのです。

一体何が自分の胸に起きているのかわからなかったけど、とにかく数日間様子を見て、良くならないようなら、病院に行って診てもらおうと思いました。

1週間ほど様子を見ていました。

日によって、少し良くなったり、また不快感が出たりとなかなかすっきりせず、日課のヨガやウェイトリフティングはやめておいて、軽くウォーキングだけ続けていました。

おかしなことに、胸のあたりの違和感を除いては本当に調子がよかったのです。

一体、この不快感は何なのか・・・

このままやり過ごすのはとても気持ち悪いので、ドリーに診察に行きたいと伝えました。

 

クリニックでは、血圧測定、胸部レントゲン、心電図をとりました。

医師は「レントゲンも心電図も問題はない。安静時には問題がないということだが、不快感などの症状が出ているのであれば、負荷を掛けた時にどうなるか、ストレステストをやったほうが良い」ということで、僕は受けることにしました。でも内心、そんな激しい運動は長期間やっていないので、少し不安はありました。

そう言えば、血圧はもう長い間低い状態で、中年男としてはちょっと低すぎるくらいですが、これも副腎疲労の典型的な症状ですね。クリニックで測った血圧もやはり低く、これについて医師は「まー高いよりいいか・・・」という反応でした。

 

ストレステストは、自転車をこいで心臓に負荷をかけて心電図にどう出るかを見る検査です。時間と共に負荷がきつくなりどんどん重くなっていきます。とにかくもうこれ以上漕げないというところまで頑張って続けました。12分ほど続けたところで限界を迎え、「もう無理です」と言って止めてもらいました。

こんなにキツイ運動を続けたのは本当に久しぶりで、長年副腎疲労と付き合ってきた僕としてはちょっと驚きました。

再び、医師からストレステストの結果を見ながら説明を受けたのですが、5分すぎたころから心電図に若干低下している部分を指摘され、これは虚血があるということで、やはり安静時には出ていなかったちょっとした異常が現れていました。

今のところ、それほど重大な状況ではなさそうだが、もっとしっかり原因を知りたければ、造影剤を入れたCTスキャンを撮って冠動脈を見なければならない、と言われました。

その時点では造影剤CTはまだ必要ないと思い、薬を出してもらってまた様子を見ることにしました。

また、血液検査で何か見つかるかもしれないので、採血してこの日は終了となりました。

重大な問題ではないことが分かって、少し安心して過ごしていたのですが、胸の違和感は同じような感じで日によって良くなったり、ほとんど症状がない日もあれば、ちょっと気になる日もあったりと言う感じでした。

 

次の週、少し休んでいたヨガを再開しようとしたら、いきなり胸のあたりに今まで感じたことのない圧迫感を感じ、すぐにやめてソファーで休まなければなりませんでした。寒気がして、手の指先が冷たくなり、なんとも気分が悪く、処方されていた血栓を防ぐ薬を始めて飲み、もう一つのスプレータイプの薬も使った方が良いかも知れないな、と考えていました。この薬は狭心症の発作が起きた時に使うもので、静脈を広げて心臓の負担を減らすとともに、冠動脈を広げて胸の圧迫感や胸痛をすぐに改善するという効果があります。

そんなことを考えているうちにドリーが起きてきて、リビングルームに入ってきました。僕はすぐに伝えました。ちょっとやばいから、このスプレーを使うよ、と。

ドリーに頼んで僕の口に吹きかけてもらいました。ドリーは僕の手を握ってあまりの冷たさに驚き、すぐに横になって脚を高くし、体を温めるため、電子レンジで温めたヒートパックを体に掛けてくれました。僕の体調を説明している間に、今度はドリーが心配やストレスで血管迷走神経反射状態になり、「ちょっとごめん、私がダメだ・・・」と言ってベッドルームに戻りながら、一緒に来てベッドに横になるように言われました。

僕もスプレーの影響で血圧が急激に下がりちょっとフラフラ、ドリーも同じくフラフラで二人でベッドに横たわり、脚元にクッションを積んでしばらくぐったりとしているという変な状況になってしまいました。

血流が戻ってきて何とか起き上がり、落ち着いて朝の状況について話をしました。

そして、造影剤CTスキャンを受ける必要があると2人とも思ったわけです。何が起きているのか、ちゃんと突き止める必要があると確信しました。

再度クリニックに行き、大きな病院を紹介してもらい、そこでCTスキャンを受けることにしました。

僕の心臓になにか起きているのでしょうか・・・。

またお伝えします。