先日のブログで、新しいサプリメントを始めるとお伝えしました。
一つはB-コンプレックスで、もう一つはマグネシウムです。
そこできょうは、マグネシウムについて書いてみたいと思います。
7年前、ハワイのクリニックで初めて副腎疲労症候群と診断された時、睡眠を助けるためにマグネシウムを摂るように言われ、その日から飲み始めました。
しかし、その後すぐ、今のドクターの治療を受けるようになり、いきなりマグネシウムをやめるように言われました。それ以来、マグネシウムは飲んでいませんでした。
それから6年以上が経ち、体が回復してきて、デトックスで肝臓もきれいになったことで、この調子で体調が上向いていけばマグネシウムを摂り始めてもいいとドクターに言われました。
その言葉を聞いてから、マグネシウムの効能、特に副腎疲労に関連することを調べ始め、たくさんの情報を見つけました。
ストレスと闘うために"コルチゾール "をはじめとする副腎皮質ホルモンが増加すると、体内のマグネシウムが枯渇してしまうのだそうです。
マグネシウムは体内の300以上の生化学反応に関与しているので、とても重要な栄養素で、副腎疲労患者にとっては回復に欠かせないものです。
ただ、副腎疲労が進行している場合は、いきなりサプリメントを飲むのは要注意です。僕がドクターに止められたように、刺激が強すぎるために逆の反応が出てしまう恐れがあるからです。
そこで、まずはマグネシウムを多く含む食品を食べるようにしましょう。マグネシウムを多く含む食品は、ナッツや種子、玄米などの全粒穀物、またブロッコリー、芽キャベツ、エンドウ豆、キャベツ、アスパラガス、ほうれん草などの緑の野菜です。
マグネシウムの働きをいくつか紹介します。
- 食べ物をエネルギーに変えて、エネルギーを作り出す
- 筋肉の収縮や弛緩など、筋肉の動きを助ける
- DNAとRNAの生成と修復を助ける
- 神経伝達物質を調節する
- 睡眠を助ける
- 強力な抗炎症作用
このようにマグネシウムは、副腎疲労から抜け出し、ホメオスタシスを取り戻すのを助けてくれます。
皆さんも、体調が良くなり適切な時期が来たら、マグネシウムのサプリメントを飲んで下さい。