アシュワガンダとホーリーバジルは、副腎疲労の代表的なサプリメントで、とても効果的なアダプトゲンです。
副腎疲労の人ならほぼほぼ、このサプリを飲んだことがあるのではないでしょうか。
僕も治療の初期からこのサプリはとても有効だとドクターに勧められ、ほぼ6年間、頑なに飲み続けました。一日2回、毎日、ドクターから「もう止めても良い」と言われるまで、一度も飲み忘れることなく飲み続けました。
僕が飲んでいたアシュワガンダとホーリーバジルは液状タイプのもので、水に溶かして飲みます。これがまた面倒臭いことで、毎回、正確に水の量とサプリメントの量を測ってグラスに注ぎます。7オンスの水にティースプーン6杯のサプリメント、これを一日2回です。
神経質なまでに注意深く計量します。水がほんの半オンスでも足りないと、夜眠れなくなるなど問題が発生する可能性があるからです。
この2つのサプリメントを飲んでいる副腎疲労患者が、SNSなどで感想を投稿しています。とても効果を感じている人もいれば、特に変化を感じないという意見もあります。
僕の場合、飲み始めてすぐに気づきました。非常に刺激が強いので、少しずつゆっくり時間をかけて飲む必要がありましたが、これまで5年以上の時間をかけてジワリジワリと効果を発揮し、治癒の次の段階へ押し上げてくれました。
僕にとっては、本当に素晴らしいサプリメントです。
このサプリで唯一気に入らなかったのは、液状であるため気軽にピルケース等に入れて持ち歩くことができなかった事です。同時に、必要な時に気軽に口に放り込むこともできません。まるで行動を制限する錨のような感じがしていました。
長期の旅行はもちろん、終日どこかに出かけることも、宿泊を伴う短期出張なども、本当に面倒な準備が必要でした。液体サプリの入っているボトルをそのまま持っていくには重くてかさばるし、クーラーボックスで温度管理も必要、さらに計量するための道具、水、コップなど一式携えて出かけなければなりません。普通に仕事をしながらこれを毎日続けるのはちょっと現実的ではありませんよね。
でもドクターは、液体状のものが一番良いと言って強く勧めますし、グランジュラより良いとまで言います。
副腎疲労にはとりあえずグランジュラという医師が多い中、グランジュラよりこのハーブのサプリメントの方が良いのだと言われ、ちょっとあんぐりしたのも事実です。
副腎疲労について調べてきた中で、必ずどこかの時点でグランジュラを摂取する必要がある、とほぼすべてのリポートに書かれているのですが、ドクターは「それは必ずしも正しいとは言えない」と言っていました。あまり詳しく踏み込んで説明しませんでしたが、僕が調べたことでドクターに否定されたことは他にも沢山あります。
そして「もちろん、人や状況によって治療はすべて異なる」と言っています。
それはその通りだと思います。
僕の場合は、どちらかと言うと副腎そのものの問題より、解毒の問題のほうが大きく、それを改善するには、副腎疲労の治療で一般的とされている方法ではないカスタマイズされた方法が必要なのだと強く思います。
このことを皆さんも知っていてください。
一人一人、副腎疲労の状況は違いますし、その裏に潜んでいる問題もまったく異なります。
それを見つけ出して的確な治療を続けることがカギです。