血糖値が大暴れする副腎疲労、甘味をどう摂るか

きょうのブログも、ツイッターのフォロワーの方からの質問にお答えする形で書こうと思います。

質問の内容は、「砂糖はどのように摂っていますか?」というものでした。まず「僕はまったく砂糖は摂っていません」し、「甘いものを食べようとも思いません」とお答えした上で、それでも食事を作る際に甘味が必要だったり、たま―に甘いものをちょっと食べたいということもありますよね。

そんな時、副腎疲労の人はどのように甘味を摂ればよいのかをお伝えしたいと思います。

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まず、コルチゾールが完全に不足している副腎疲労の状態では、血糖値が非常に不安定です。

血糖値が下がってフラフラすることは健康な人にも起こりますが、そんな時にチョコレートをかじったり、甘いおやつを食べることで回復します。しかし、砂糖たっぷりの甘い物を食べることは、副腎疲労の場合はやってはいけません。

血糖値が急劇にスパイクし、その後、急速に落ちる反応性低血糖を引き起こし、それで疲労感が増大してしまいます。

副腎疲労の人は、インスリンレベルが大きく変化せず、血糖スパイクを起こさない自然の健康的な甘味料を選ばなければなりません。そして、もう一つ大事なことは、代謝の燃料に必要な糖のバランスをとるために、一緒にタンパク質と脂肪分も摂る必要があります。

ではどんなもので糖を摂れば良いのか?これは栄養士さんから聞いた話で、これは副腎疲労だけでなく糖尿病の人にとっても役立つ情報です。

人工ではなく、自然なものから作られているヘルシーな甘味料を選びます。ですが、自然のものから作られる甘味料も、その工程で多くの加工や精製を経ています。一番良いのは、精製されていない天然の甘味料です。

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1. 生のハチミツ

純粋で未処理の生ハチミツには、多くの良い効果があります。抗酸化物質が多く、免疫システムを強化します。抗菌性もあります。また消化しやすく、血糖値が急劇にアップダウンすることも有りません。それでも摂り過ぎは禁物です。

2. デーツシュガー(ナツメヤシ

デーツシュガーは、干したナツメヤシから摂ったシロップでできています。黒糖のような甘味です。焼き菓子や料理に砂糖の代わりに使えます。鉄分やカリウム、マグネシウム、亜鉛、セレン、食物繊維など、栄養豊富なスーパーフードとしても注目されています。血圧を維持するのにも役立ち、認知機能の改善、免疫システムを向上させます。片頭痛、筋肉痛、喘息にも良いと言われています。

3. ステビア

ステビアは最も健康的な砂糖の代替品として非常に有り難い甘味料です。カロリーは無く、血糖値にも影響を与えないため、糖尿病の人にも最適です。歯の健康、胃痛、ニキビにも良いとされています。

4. 糖蜜

糖蜜は砂糖を精製する時にできる副産物です。人工甘味料や砂糖の代替品として役立ちます。鉄分が多く、カロリーも低めです。

5. メープルシロップ

混ぜ物の入っていない純粋のメープルシロップは有益な特性がいろいろあります。免疫システムを強化し、心臓機能を高め、前立腺がんのリスクを下げる可能性があります。砂糖よりカロリーは低く、ハチミツよりミネラルが多く含まれています。また2型糖尿病と闘う酵素も含まれています。

6. ココナッツシュガー

ココナッツシュガーには、亜鉛、カルシウム、カリウム、鉄分、抗酸化物質が含まれています。またブドウ糖の吸収を遅くするイヌリンが含まれています。コーヒーや紅茶に砂糖代わりに使うには向いていませんが、料理には向いています。

7. アガべシロップ

アガべという植物の樹脂から摂った甘味料です。ハチミツと似た味で、血糖値も大暴れしません。血液に吸収されるのに時間がかかるため、体重を減らしたい人にとってはとてもよい甘味料です。また、炎症を和らげ、がんのリスクを下げ、免疫系を高めてくれます。マグネシウムやカルシウムの吸収を助ける効果もあります。しかし、フルクトースが高いので、摂り過ぎには注意が必要です。

天然の甘味料は、血糖値スパイクが起こらない、膵臓に負担がかからない、糖尿病のリスクを減らす、気分のむらが減る、エネルギーのアップダウンが減るなどの利点がありますが、それでも摂り過ぎると虫歯や太ってしまうリスクもありますので気を付けてください。

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副腎疲労の最大の原因であるストレス。体をストレス状態にするのは物理的な環境や精神的な問題だけではありません。食べるものも同じです。

中でも、砂糖の代替品として作られている人工甘味料は、体に大きなストレスを与えます。

代謝系が弱くなり、腸内環境の悪化や解毒プロセスの遅れが生じます。また細胞に届く栄養素が減り、その結果細胞呼吸を無効にしてしまう可能性があります。

大きなストレス下にあるとき、それに反応するのはストレスシステムだけでなく、臓器系も反応します。全身で一体となってストレスや問題に対処するために体は働きます。

1つの臓器に何か起きると、他のすべてに影響を与えます。体のどこか一部が正常に機能しなくなる程度まで影響を受けると、システム全体が誤動作をし始めるのです。

だから、副腎疲労症候群の治療は、食べ物の見直しが絶対必要なのです。サプリメントで一生懸命栄養を与えても、同時に食べ物でストレスを与えていたら、何の意味もありません。何を食べ、何を食べないかを厳密にやらなければなりません。

健康的な甘味料の使用を含むこのような食事の見直しは、体を強化し、副腎のクラッシュを避け、回復プロセスをサポートするのに役立ちます。