体調が改善していくにつれて、こんな時が時々あります。
副腎疲労症候群の症状がきれいになくなったように感じる時です。
「あれっ?変な感じが全然ない!」と、ほんの短い時間なのですが、ほぼ正常になったような瞬間があるのです。
しかしそんな浮かれた束の間が過ぎると、またずしっと体が沈むような、モヤーッと元の状態が戻ってくるのです。
今、重金属のキレーションの最中ですが、これが僕が乗り越えなければならない最後の大きなハードルだとドクターに言われました。
キレーションはなかなかスムーズに進みせんでした。何度か乱気流に突っ込んでしまい、ストップと再開を繰り返しながら、ようやくここに来て体が推進力を出し始めたようです。
副腎疲労の治療を始めた初期の頃から、デトックスの問題を指摘されていました。ドクターはかなり早い段階で、僕の体に毒素や老廃物が溜まっていることを認識していたようです。しかし副腎疲労が進み過ぎて体が弱り切っていたため、負担のかかる解毒はできず、副腎をサポートしながら、時間をかけてゆっくりゆっくりと穏やかにデトックスし、体内から毒素を排出しています。
重金属を排出するためのサプリメントも、1つのタブレットを4等分にカットしたりして、非常に少ない量から始め、休みを入れながらものすごくスローペースでやってきました。体がこのプロセスを受け入れられるような状態になるのに合わせて、少しずつサプリの量を増やしていきます。
キレーションプロセスの進行とともに、気持ちも明るくなり、良く眠れるようになり、ワイルドな性格も戻ってきたように思います。元の自分がチラッチラッと戻ってきています。
キレーションをする時には、毒素を体外にスムーズに排出していかなければ、体内にまた蓄積して再吸収されてしまうので、毎日きちんと出す必要があります。これも順調・・・というより壮観と言ってよいほどです。毎日、2回~4回の便通で、下痢も便秘もありません。有害な代謝物は、タイムリーに体から出ていかなければなりません。
この調子で、もう副腎疲労の症状が無くなった、と言える日が来たら、必ずお伝えします。
それまでは、ネバーギブアップ。
闘い続けます!