目は元に戻るのか?

副腎疲労症候群の困った所でもあり、興味深い所は、「副腎」と言いながら、体のありとあらゆる部分に影響が出るという事です。大げさではなく、本当に頭から足の先までです。目も例外ではありません。

過去の記事でも書きましたが、僕は11年半もの長い間、視界がぼやけたままでした。これは、歯の矯正のマウスピースをはずした直後に起きた目の異常でした。視界が狭まり、両端が見えなくなってしまい、なかなか焦点が合わないようなおかしな見え方になってしまったのです。歯の矯正が、僕にとっては間違いなく体への大きなインパクトとなり、副腎疲労の原因となる最初のストレスになってしまったと確信しています。

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最近まで5カ月ほどキレーションをやっていたのですが、その間に視界がどんどん良くなり、特に朝はとてもはっきりと見えるようになりました。

ウオーキングをしながら、周りの木や建物がくっきりと見えるようになり、目に入るものの詳細がよくわかるようになったことに気づきました。もちろん、まだ完璧とは言えませんが、確実に良くなってきています。

正直なところ、目に関してはもうあきらめていました。10年以上もはっきり見えない状態が続くと、もう元に戻ることはないだろうと思うしかなかったのです。

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副腎疲労になった人の多くが、何らかの目の問題を抱えていると言います。ドクターが言うには、その症状は様々で、ぼやける、二重に見える、焦点が合わない(時間がかかる)、チカチカと点滅する、飛蚊症、まぶしいなどです。僕自身は、点滅や飛蚊症はありませんが、それ以外はすべてあります。

ストレスの高い状態が続き、副腎でコルチゾールをどんどん分泌していると、コラーゲンが分解され、それが目に様々な問題を起こしてしまうのだそうです。コラーゲン不足は、目だけでなく多くの部分に問題を引き起こすのです。

グッドニュースは、副腎疲労が改善してくると、目の状態も改善してくるということです。僕ももうあきらめかけていましたが、キレーションのお蔭か以前よりずっと視界がクリアになってきました。

本当に色々な問題を抱えてしまう副腎疲労ですが、ドクターはいつも繰り返します。

「体が癒されれば、問題は消えていきますよ」

この言葉を信じましょう。