ピロリ菌を抑え込む方法

副腎疲労になると、寄生虫が増えるんです。

体が弱くなるとこういうことが起こるのだと、ドクターに言われました。

胃の中に住んでいる微生物も、副腎疲労になっただけではまだ静かにしていますが、進行して重症になると、ここぞとばかりに「行動を起こし」始めます。

発展途上国に旅行して、そこで危険な寄生虫に感染してしまったような場合とはまったく違いますが、副腎疲労の人は体が弱まっているので、微生物が大騒ぎしないように、うまくコントロールする必要があります。

microbes

僕は、2年半前にピロリ菌に感染していると診断され、検査を受けた病院で除菌するように言われ、2週間分の抗生剤をもらいました。

しかし、その抗生剤は今も食器棚の上に置いたままです。除菌していません。

当時、ドクターにも除菌するべきか聞きました。その後も時々、同じ質問を何度かしています。ドクターは、毎回同じことを言います。「副腎が癒され、体力が回復し、体の機能が改善すれば、ピロリ菌も腸内の細菌もすべてバランスを取り戻します」

そうは言っても、ピロリ菌が原因で、膨満感、消化不良、下痢、便秘、過敏性腸症状などが起きますので、何もせずにほおっておくのも不安ではあります。

そこでドクターは、悪い菌がお腹の中で異常に繁殖するのを防ぐために、次の4つの食べ物を取るよう勧めてくれました。

garlic

1つ目はニンニクです。 ニンニクには、胃酸の生産を助ける有機硫黄化合物がたくさん含まれています。

カンジダ菌やピロリ菌、その他の悪い菌が増殖するのは、胃酸が弱いからです。

ニンニクは抗菌、坑真菌力があり、悪い菌をやっつける酸を増やしてくれます。

胃があまり強くない人は、少量から始め、ゆっくり時間をかけて増やしていくようにして下さい。

pineapple

2つ目はパイナップルです。 パイナップルには、腸のサナダムシや他の寄生虫を殺すのに役立つブロマリンと呼ばれる酵素が多く含まれています。

turmeric

3つ目はウコン(ターメリック)です。 ウコンは体中の酵母菌と真菌にとても有益な抗真菌剤です。

注意しなければならないのは、強いダイオフが起きる可能性があることです。副腎疲労で体がすでに弱っている場合、強いダイオフ症状は負担が重すぎる場合があり、クラッシュしてしまうこともあります。

ゆっくり少しずつウコンを取り、時間をかけて徐々に増やします。

pumpkin seeds

4つ目はカボチャの種です。 カボチャの種は寄生虫を一掃するのを助けるマグネシウムを多く含みます。

腸内の善玉菌は種子や繊維が大好きなので、カボチャの種を食べることで良い細菌を増やすことができます。

いきなり大量に食べると下痢になるかもしれませんので、これも少しずつ、ゆっくりと増やしていくようにしてください。

 

ドリーに「ニンニクを入れてね」と頼むと、どんな料理にもガーリックを使っている、と言っていました。

パイナップルは大好きなのですが、糖分が多いので今は残念ながら食べないようにしています。ドリーは、時々丸ごとパイナップルを買ってきて、おやつに食べています。

ウコンについては改めて言う必要もないでしょう。ぼくがどれだけカレーを食べているか・・・。

カボチャの種は、いくつかのナッツ類と一緒に、僕の毎日の軽食で食べています。

このおかげで、ピロリ菌も悪さをしないレベルで静かにしてくれているのかもしれません。