ブレイクスルーでコルチゾールが戻った?!

先月、またブレイクスルーの瞬間が訪れたように確信しています。

今回のブレイクスルーでは、コルチゾールが正常に働きはじめた感じが実感できました。

コルチゾールは、朝起きた時に一番多く、時間と共に徐々に下がってきて、夜になると非常に低くなるのが正常な動きです。

まさにその自然な動きが自分にも戻って来たような感じです。

すでにご存じかと思いますが、副腎疲労の重症になると、コルチゾールレベルは朝から夜までずっと低い位置でとどまっています。グラフで見ると平らです。

僕は、2015年春頃から、コルチゾールがどんどん落ちていったと思います。筋力がガタっと落ちたからです。毎日ジムに行ってウエイトトレーニングをしていたので、よくわかります。

ある時からウエイトをあげることができなくなったのです。そこから急激に筋力が落ちていきました。

それでも、僕はその年の夏、秋、冬と、パニック障害、体の震え、息苦しさ、寝ても寝ても取れない疲れ、頭がすっきりしない、足がふらつく、などなど、ありとあらゆる不調を抱えながらも、何かに脅迫されているかのように働き続けました。

そして翌年、2016年2月に完全に体の力が抜け落ち、椅子から立ち上がることができなくなったのです。金曜日の午後です。足に全く力が入らず、自分の体重を支えることができなくなり、体内はブルブル震えている感じで、もう押しても引いても何一つ出てきませんでした。

「コルチゾールが出てきた」とドリーに言った時、「またー、なんでそんなことがわかるの?」と言われたのですが、これがわかるのです。

まったく無くなっていたものがまた戻って来た、その感じがわかったのです。4年以上かかって戻って来たのです。

もちろん、すぐにドクターにも伝えました。彼は、予想していたより少し早いと言っていましたが、「良いサイン」だと言って、僕の体がどんどん強くなってきていると、言ってくれました。

実は、この時を迎える前、体調はちょっとドタバタしていました。

3週間前の事ですが、毎日決まった時間に取らなければならないサプリメントの一つを飲み忘れました。朝食と一緒に取らなければならなかったのですが、なぜか一つだけ忘れていました。昼食の準備をしようとしたところでふと思い出したのです。11:45頃でした。

そのサプリメントは午前中に飲まなければダメなのです。まだ正午前だから許容範囲だろうと思い、すぐにそのサプリメントを飲みました。

食事と一緒に飲むものですが、まあ良いだろうと、それだけ飲んだのですが、やはり間違いでした。10分もしないうちに変な反応が出はじめ、アドレナリンが噴き出したような妙に興奮した感じになり、その感じが翌日まで続いたのです。もー、一体何をやっているんだと、後悔してももうどうすることもできません。

翌日の夜になってようやく落ち着いたと思ったら、その後3~4日、すこし体のダルさが続きました。

その頃、暑さと湿度とが日ごとに厳しくなっていて、脱水症状にならないよう経口補水液を少しずつではありますが毎日飲んでいました。

ブログにも書きましたが、経口補水液には電解質を補給するためミネラル分が含まれていて、それが副腎疲労の弱体には刺激が強すぎて、何日か飲み続けた後、変調に気づきドクターに相談してすぐにやめることになったのですが、その影響も合わさって、なんだか不安定な状態が一週間以上続きました。アドレナリンが出ているテンパった感じです。

普通に水分補給のために飲むスポーツドリンクや電解水、経口補水液の類にも、副腎疲労の人は注意が必要なのだと、ドクターに言われました。

sports drink

補水液を口にするのをやめて2日後の月曜日の朝、なんだか背中を押されるような感覚を伴って目が覚めました。

朝一のその瞬間からエネルギーを感じ、またアドレナリンか・・・な?と思いながら、いつもの日課通りに過ごしていたのですが、午後に入っても安定したエネルギーが持続していて、テンパった感じではなく、とても自然で穏やかなエネルギーです。

そして、これが「本来の正常なエネルギーじゃないのか!」と思ったのです。

しかし残念なことに、ブレインフォグの影響もあって、頭がすっきりせず、それがコルチゾールかアドレナリンかはよくわかりませんでした。

その日の夕食時に、ドリーに「体内で何かが起きている」と話し、ここ数日の変化を具体的に話しました。ブレイクスルーが来ていると感じたのですが、アドレナリンかコルチゾールか確信は持てませんでした。

次の日の朝起きたとき、また同じように心地よいエネルギーを感じることができました。それで自信が持てました。これは、テンパってしまうアドレナリンではなく、コルチゾールが働き始めたんだと!

何をしていても顔がほころんでしまうような感じで、体が必要とするホルモンが正常に働くということが、どういう事なのかが、初めてわかったような感覚でした。

「幸福感」これが一番ピッタリくるようなそんな気持ちの良いエネルギーが満ちてきました。これはドクターに確かめなくちゃと思い、臨時のカウンセリングをやってもらうよう連絡を入れました。

ドクターと話をしたとき、正直なところ彼は驚いていました。ちょっと早すぎると感じたようです。ドクターの見立てでは、僕の体はまだそこまで改善してはいないはずだったのです。

体に起きた変化、2~3日前から感じている心地よいエネルギーについて詳しく説明しました。

するとちょっと予想外の反応が返ってきました。これ以上、変化が早まらないよう、少しスローダウンさせるというのです。

あまりにも早く前進しすぎるのは、それはそれで良くありません。

この変化に、体がリラックスして追いつけるよう、少し時間を与える必要があります。 あまりにも多くの変化が短い時間で起きると、体がついていけず滑り落ちる危険性もあると言います。

そういう理由から、ドクターはサプリメントのうちの2つを48時間、丸2日間止めるように言いました。

そうすることで体が無理に押されることなく、自身のペースで機能する準備ができるというのです。

たった一週間で、コルチゾールが自然なリズムに近づき、以下のような際立った違いに気づきました。

  • 階段や上り坂をこれまでの1.5倍のパワーで登れる
  • 眠りがより深くなり、トイレで起きてもまたすぐに眠りに戻れる
  • 他の人の意見や考えをきちんと解釈して受け入れられるようになった
  • 顔の肌ツヤが良くなった(とドリーに言われた)
  • 人との会話が以前より長く続けられるようになった
  • 集中力が上がった
  • 明るく前向きに、楽観的になった
  • 一日を通して安定したエネルギーで、アップダウンが減った

さて、この調子が続いてくれるかどうかがポイントです。