"普通”であることの幸せ

コルチゾールのリズムが戻ってきたことを、先日のブログにも書きました。

そのおかげで、いままでよりパワーが出るようになり、運動能力も増してきました。

集中力や忍耐力も以前より持続できるようになり、理解や判断がかつてのように早く正しくできるようになったように感じました。

concentration

こうしたことは、以前は普通にできていた事です。と言うか、普通のことすぎてまったく意識することなくやっていたことばかりです。

「普通」とか「正常」という状態からあまりにも長くかけ離れていて、「普通」がどんなだったか、わからなくなるくらいです。

今日は「普通」ということと、「普通」に戻る道のりについて書いてみます。

実は、この2日間は、過去4年間で最高の2日間でした。自分の体が自分に戻ってきている、自分の反応通りに動いている、力を入れる場面でちゃんと力が入る、ということを実感しています。

僕はとにかくできる限り、自分の体調やちょっとした変化をドリーに話すようにしているのですが、そんな話を毎日聞きながら、時々彼女が「だんだん普通に近づいてきたね」と言ってくれます。そんなに多くはないのですが、たまに言ってくれます。

もちろんその言葉に僕も同意するのですが、 自分の中では「普通とはまだほど遠い」という感覚があったのです。少しずつ強さが戻ってきているし、頭のブレインフォグも前のように悪くはありません。一万歩歩くこともヨガも日ごとに楽になってきてはいます。

でも体の芯の部分がまだ全然回復とは言えない状態で、弱いという感じが離れませんでした。先日、コルチゾールのリズムが戻ってくるまでは、このように感じていました。

ほんの1か月前でさえ、僕の体はとても不安定で、変に興奮してテンパってしまったり、落ち着かない感じでした。これはアドレナリンが変なタイミングで出ているということなのです。

変な時に心拍数が上がったり、不安感に襲われたり、妙なエネルギーが溢れてきたり、とにかく穏やかにならないのです。アドレナリンは必要ないのです。

しかし、コルチゾールはまったく違う感じにしてくれます。生活の普通のリズムに合わせて、正常に体が機能し、エネルギーが必要な時間帯、必要でない時間帯にちゃんと合わせて調節してくれます。アドレナリンの影響は受けていません。体が再び正常に戻る方法を学んでいるようです。

もちろん、すんなり元通りにとはいきません。日々の体調の上下動はもちろんありますが、大きなハードルは超えたように思います。

healing

体が癒され始めているのを感じます。

これがきょうのブログで伝えたかったことです。

体が癒され、疲弊していた状態から抜け出し、強さを取り戻してきているのです。

すると、今度は体の持ち主である僕にお返しをしてくれるようになるのです。自分に自分の体が何かを与えてくれているのです。この感じは、僕がもう4年以上感じられなかった事です。

今、ドリーが「普通に戻って来たね」と言ってくれれば、僕は100%そうだと言えます。「普通」が手の届く範囲に入って来た感じです。

今までとの大きな違いがそこです。