なんでも過敏になる副腎疲労 化学物質

女性が付けている甘い香水の香りが大好きだったのに、ある時突然、気持ち悪いと感じたことはありませんか?

いつも使っているボディーソープが、ある時、やけに強いと思った事はありませんか?

それは化学物質に対する過敏症が始まった可能性があります。

弱い化学物質であっても長期間に渡ってさらされると、体内に化学物質や毒素が蓄積し、やがて様々な症状が現れるようになります。

アレルギーに似たような症状ですが、その現れ方は一人一人異なります。

  • 皮膚の発疹
  • 鼻炎
  • 風邪のような症状(頭痛、喉の痛み、吐き気)
  • 消化系の問題
  • 関節痛
  • 筋肉痛

などが代表的な症状です。

過敏症を引き起こす原因となる物質には、以下のようなものがあります。

  • 芳香剤、
  • 消臭スプレー
  • 掃除用洗剤
  • 農薬
  • 布地および染料
  • 接着剤
  • 新聞や雑誌、マーカー、筆記用具のインク
  • 洗濯用洗剤、漂白剤、柔軟剤、
  • 香水、コロン
  • タバコ、暖炉、調理の時に出る煙
  • 石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ

perfume
これらの原因物質を回避する最善の方法は、当然ですが、とにかく接触しないようにすることです。

ドクターは、根本的に化学物質過敏症を解消したいのであれば、思い切って解毒をする方法もあると言いますが、副腎疲労持ちはそれはできません。

特に重症の人には絶対に無理です。

そんな激しい解毒をすると、間違いなくクラッシュするでしょう。   

健康な人は、肝臓、腸、その他の臓器を洗浄・解毒することで、身体が化学物質をよりよく処理できるようになります。

ドクターによると、副腎疲労症候群の重症の場合、ほとんどの人が化学物質過敏症になっていると言ってもよいと言います。

今まで何ともなかったのに、ある日突然、症状が出ることがあるそうです。

食物不耐性と同様です。大豆、トウモロコシ、小麦、および乳製品に対する不耐性をいきなり発症する可能性があります。

副腎疲労の重症になると、今まで出来ていた毒素をフィルターで除去することができなくなってしまいます。

肝臓にかかる仕事が多すぎて、もう処理できなくなってしまっている状態です。

肝臓以外の他の臓器が手助けしようとオーバードライブに入りますが、体はもはや機能することができなくなり、その後に過敏症の症状が現れてしまうのです。

僕の場合は、それほど強くはありませんが、漂白剤、ホワイトボードのマーカー、そしてコロンに過敏になりました。

white board

鼻水が出る程度の軽いものでしたが、副腎疲労が長引く中で、その3つすべてを遠ざけました。

毎日つけていたお気に入りのコロンも、今はまったく使っていません。

健康になったら、また始めたいと思います。

副腎疲労持ちはとにかく何にでも非常に敏感になります。

他の人が気付かないような匂いを検出できると言います。

犬のような嗅覚になっているということでしょうか?(笑)