ガーリックは副腎疲労にとても良いので、いつも料理で使っているのですが、きょうは栄養士さんから勧められたガーリックティーをご紹介します。
ガーリックティーはとても簡単に作れますし、大きな健康上の利点があるということです。
用意するものは次のとおりです。
- ニンニク
- アップルサイダービネガー(リンゴ酢)
- レモン
- はちみつ
作り方
ニンニク4~5片を刻んでティーポットに入れ、熱いお湯を注いで3~5分程待ちます。カップに注ぎ、そこにアップルサイダービネガー大さじ1杯、レモン汁大さじ1杯、蜂蜜を適量加えます。これらの成分に、それぞれ素晴らしい効果があると言います。
ニンニクにはビタミンB1、B6、C、そしてセレン、マンガン、カリウムなどの重要な栄養素が含まれていて、抗ウイルス、抗菌、抗真菌の効果があります。 また、抗酸化物質も含まれていて、体内で自然に発生するフリーラジカルを中和します。
アップルサイダービネガーも利点が沢山あります。血糖値を下げ、コレステロールを減らし、血圧管理にも役立ちます。ダイエットにも良いし、皮膚の問題にも効果があります。
レモン汁は、皆さんもご存じの通りビタミンCが多く、解毒剤にもなり、消化を助けてくれます。また、腎臓にも良いそうです。 さらに、にんにくの臭いが気になりますが、レモンがそれを改善してくれます。
ハチミツも抗菌、抗真菌の効果があることは良く知られています。肌にも良く、免疫を高めてくれます。そして抗酸化物質も多く、アレルギーや咳を止める効果もあるということです。
副腎疲労症候群は、体全体に渡って色々な症状が出ます。疲労、不眠、心臓の動悸、免疫低下、血糖値の不調、消化系の問題、体重が増える、不安、軽度のうつ病、食物および薬物過敏、脱毛、乾燥肌などなど、ありとあらゆる部分が不調に陥ります。
ニンニク茶が、これらの症状の多くを改善してくれる効果があると言います。 また、生のニンニクを食べるより消化に良いです。
このように、ガーリックティーには多くの利点がありますが、注意すべき点もあります。
健康な人でも、ニンニクを沢山食べると下痢を起こすことがありますが、それほどニンニクのパワーは強力です。副腎疲労の人は多く取りすぎないように注意しなければなりません。
ニンニクを取りすぎると、血圧が下がる可能性があります。副腎疲労になると血圧は低くなっていますので、さらに下がってしまうと、めまいや立ちくらみ、疲労、混乱、視力障害などを起こしてしまいますので要注意です。
血糖値についても、やや注意が必要です。ニンニクは血糖値を下げる効果があるのですが、副腎疲労の人は血糖値が安定せず、急上昇と急降下を起こしやすいのです。特に、反応性低血糖が起きやすい人は、ニンニクの取りすぎには注意が必要です。
ニンニクは解毒効果もあります。肝臓がきれいになり、とても良いことなのですが、副腎疲労の人は解毒にも注意を払う必要があります。
副腎疲労の重度では、システムが非常に壊れやすい状態になっていますので、解毒プロセスをうまく処理できない可能性があります。僕自身も解毒するのに本当に苦労したことがありますが、ここ半年位でゆっくりと解毒ができるようになりました。副腎疲労重症の方は、あまりにも多くのガーリックティーを飲まないでください。
栄養士さんが言うには、副腎疲労の程度があまり重くなければ、一度ガーリックティーを飲んでみて、数日待ってから自分の体がどう反応するかを見てみると良いということです。
この病気は何をするにも、何を摂るにも、試行錯誤がつきまといます。一人一人、サプリメントや食物に対して異なる反応を示すためです。
最後に、もし自己免疫疾患の方は、ガーリックティーによって免疫系が増強されるため、状態が悪化する可能性がありますので、まずは医師に相談してから試すようにして下さい。