サプリメント振り出しに戻る 2016年初夏

ドクターAの治療を受けることに決め、最初のカウンセリングでこう聞かれました。「なにかサプリメントを飲んでいますか?」僕は、ハワイの女性医師に指示されて3カ月弱飲み続けていたサプリメントの種類とそれぞれの飲み方について、事実のまま話しました。すると、返って来た答えは、「全部やめる」だったのです。えっ?

しかも重要なことは、いきなり全部やめるんじゃなくて、ゆっくり徐々に減らしていくということなんです。今まで継続して飲んでいたものを、急にやめてしまうことも、体にとっては悪影響だと言うのです。

ちなみに僕が飲んでいたサプリは、この記事に書いたとおりです。

サプリを一度すべてやめて、体を休ませ落ち着かせてから、ゼロから治療をスタートさせる、という事だったのです。今だから言いますけど、サプリを全部やめたけれど、体が休まった、落ち着いた感じはまったくなく、相変わらず、体の中は大暴れしていました。

飲むのをやめたサプリメントのいくつもの容器が、今も冷蔵庫やキャビネットに残っています。サプリメントそのものが、体に悪いというわけではなく、当時の僕の体調と、ドクターAの治療方針と計画にあっていなかったのです。だから僕の代わりにドリーが飲んだり、僕もいつか普通の体に戻った時に飲めるかもしれないと思って、とってあります。

ドクターAは、今まで飲んでいたサプリを徐々にやめるスケジュールを作って、それに沿って毎日減らしていき、最終的にゼロにしていく、ということになりました。この3カ月の僕の努力と、大量のサプリメントに払ったお金は何だったんだ!と思いましたが、このドクターとともに絶対に治してやる、と決めたからにはそんなことはどうでもよかったんです。

確か3週間ほどかけて、サプリメントを徐々に減らしていったと記憶しています。3週間という時間を掛けるのは、その時の体は、飲んでいたサプリに頼る、と言うか、外部から補給して成立させていた状態だったので、それを急にストップすると、頼れるものがなくなり、一気に供給が絶たれた体はやっていけなくなる、ということなのです。ドクターAの治療方針は、2年半続く今でも一貫していて、自分の体が必要なホルモンを自分で作りだせるようにしていくことが根本的に回復するということなので、ビタミン類を大量に飲んだり、ホルモンや副腎エキスをいきなり補充したりすることは勧めません。何をするにも、時間をかけて自然と体が順応していくのをゆっくりと待ちます。正直に言っちゃうと、僕にはちょっとじれったすぎると思う事は何度もあって、もっとビタミンCを飲ませてくれーと言いたくなったり、他の副腎疲労専門医の本やサイトを読んで、そこで勧めているサプリをちょっと試してみたりということはありました。が、そう言う事をすると決まった、体が「まだだよ、やめてー」と言わんばかりに、変な感じに(以上に神経過敏になって挙動不審な感じになることもあれば、ぐったりと疲れてしまうこともある)なり、やっぱりドクターAの言う通りにゆっくりじっくりやろう、と思うのでした。

supplement

ハワイの女性医師から指示されて飲んでいたサプリを、時間をかけてすべてストップした後、今度は、ドクターAが売っているオリジナルブランドのサプリメントを買わなければなりませんでした。なるほど。ドクターが自分で作っているサプリなので、患者の状態に合わせて、どのくらい飲むか、頻度や量を細かく調節することができるということで、はい、向こう3カ月分のサプリメントを購入しました。副腎疲労の治療にはお金がかかります。アメリカでも日本でももちろん保険は効かないし、サプリメントも1瓶数千円はするものを数種類、購入し続けないといけません。いつか、お金についてもまとめて記事にしたいと思います。

ドクターAが指示したサプリメントは、

・ビタミンB6

・マグネシウム

・GABA

・タウリン

・イノシトール

・バレリアン・ルート これははじめて聞くサプリで、調べてみるとストレスや不安を和らげ、不眠にも効果があるようです。

これらのサプリを見ると、まず身体的にも精神的にリラックスさせることが目的、ということですね。でも実際のところ、僕は相当張りつめていて、テンパっちゃっていましたから、これらのサプリを飲んでも、リラックスできた感じはまったくしなかったんです。

さらにドクターは、柑橘系バイオフラボノイドとビタミンC(アスコルビン酸)も追加したのですが、ここで僕はひっかかることがあったので聞きました。ビタミンCをとるのであれば、果物などの植物から作った天然ビタミンCの方が良いのではないかと思ったのです。僕はサプリに関するリサーチや、他の副腎疲労の医師のサイトなども調べまくっていて、相当サプリメントおたくになっていました。ドクターAの答えはこうでした。「適切なタイミングで最適なタイプのビタミンCを飲むことが重要だ」ということで、その時の僕の状況に最適なのはアスコルビン酸のビタミンCだ、と言うのです。

ビタミンCにその他の栄養が配合されたサプリも加わります。

L-グリシン、L-グルタミン、L-カルニチン、L-アルギニン、L-プロリン、L-リジン、パインバーク(松の樹皮から抽出したもの)などの複合サプリです。

そして、αリポ酸とビタミンB12を含んだグルタチオンも加わり、その後、肝臓の機能を高めるためにミルクシスルを始めました。

以上が、ドクターAが最初の3カ月に僕に指示したサプリンメントです。ここから始まる僕の回復への道のり、行きつ戻りつの歩みをまた、書いていきます。