副腎疲労で胃腸も不調

副腎疲労症候群の一般的な症状の1つに、吐き気、胃の不快感があるとドクターが言った時、僕はあまりピンとこなかったのですが、その理由としくみの説明で、なるほどなと思いました。

副腎疲労になると、すべてのシステムがスローダウンしてしまいます。 消化器系も例外ではありません。

副腎疲労が重度であればあるほど、消化器機能全体が減速します。

stomach

消化器系が減速するということは、食べ物の消化が悪くなり、きちんと消化できなかった食物が留まってしまいます。これが吐き気をもよおす原因です。

サプリメントに対しても、同じことが起きます。

サプリメントを分解するには、多くのエネルギーが必要になるのですが、副腎疲労重症者にはその十分なエネルギーがなく、消化器系も減速しているために、うまく分解できません。

この吐き気や不快感は、内臓の病的な問題ではなく、あくまでも副腎疲労症候群によって、機能が減速させられてしまっているだけなのです。

では、この吐き気をなるべく抑えるために何をすればよいのでしょうか?

1. まず、毎日ちゃんとお通じがあることが重要です。便秘ぎみの人は、プロバイオテックなどで腸内環境を整えて、やさしい方法で排便できるよう気をつけます。

2. 吐き気を感じた時に、その原因が何かをしっかりと突き止めます。サプリメントなのか、食べ物なのか、なにか悪臭を放っているものはないか、化学物質や環境中にあるる何かが気持ち悪くさせていないか、とにかく追跡して見つけ出します。

僕も、最近ちょっと気持ち悪さを感じているのですが、今考えられる原因は4つあって、まだ確定できていません。

 一つは、最近増量したサプリメント。

 2つ目は、どうも食欲が出てきて、食べ過ぎてしまう傾向があるのでそのせい。

 3つ目は、毎日飲んでいるコールドプレスジュースなのですが、最近、野菜の生育が悪いのか、それとも流通の問題なのか、いつもオーガニックの野菜を買うお店の野菜にどうも元気がなく、特にここ何日か野菜がすでにしおれ始めていて、レタスやケールなどがちょっと痛み始めている部分が気になっています。

 4つ目は、水に塩を入れすぎているかもしれない、ということです。塩を大量に取ると、軟便や下痢を引き起こす可能性があり、胃に少し胃のあたりが気持ち悪くなることがあります。

 

3. 生姜を食べる。ジンジャーはおなかを落ち着かせます。ただし、副腎疲労の重症にある場合は、食べる量を調整する必要があります。

4. 食事の量を減らす。

5. ペパーミントティーを飲む、ペパーミントの香りを嗅ぐ、またはペパーミントアロマセラピーも良いです。吐き気を和らげるのに役立ちます。

6. 辛い食べ物を避ける。どうもカレーを食べ過ぎてしまうので、ちょっと頻度を減らす必要があるかもしれません。

7. 水分を補給する。

8. 軽い運動をする。

ただ、本当に嘔吐してしまうような場合は、自己判断せず医者に診てもらうようにしましょう。