腕時計が重い、靴が重い

副腎疲労が原因でこんな感じになる、というのを、できるだけ具体的に書こうとしています。

本やネットにある情報は、どれも同じような表現で、「寝ても疲れがとれない」「頭に霧がかかったような」などと書かれていますが、そんなふわーっとした感じじゃなくて、日々の暮らしの中で、この前までごく普通にやっていたことができなくなる、こんな些細なことがすごく大変で困難になってしまう、ということが本当に次々に起きるんです。

watch

腕時計、皆さんつけていますよね。

腕時計が重-い、と感じたことはありますか?ある時から、腕時計が重くて、手首からどーっと下に引っ張られるような感じがしました。薄くて小さめの腕時計に変えてみても、やっぱり重い。どれもこれも、全部重くなってしまったんです。もう何これ!と思いました。

腕時計を付けているのが嫌になって、とうとうやめてしまいました。ずーっと使っていない時計は、電池が切れてしまい、もう動いてもいません。以前なら、すぐ時計店に持って行って電池を交換してもらっていたのですが、そんな気すらおきず、時計は止まったまま。

もう時間に追われるような仕事もしていないし、腕時計をちらちら見ながら残り時間を気にしてやっていたセミナーも今は運行休止。だから腕時計は必要ありません。

また腕時計をつける気になったら、報告致します。

boots

お気に入りのチャッカブーツがありました。くるぶしまでで履きやすく、ビジネススーツにも合うし、ジーンズでもOK。愛用していました。

ある時から、その靴がとても重く感じるようになったんです。大好きでどこに行くにも履いていた靴で、重いと感じた事など一度もなく、むしろ軽くて歩きやすいと思っていた靴です。

それが、この靴こんなに重かったっけ…と思うようになりました。僕の足そのものがおかしくなっていたんです。足については、すでに他の記事で書きましたが、とにかく自分の足なのに自分の足じゃない感じでした。

人形の足のような、ゴム製の足のような、弱々しくてぐにゃぐにゃした感じでした。歩みがなんかおかしくなっていて、まっすぐ歩いていないような、バランスがとれていないように感じていました。

その足にこの重いブーツを履くと、皮肉なことに、それがちょうどよい重りのようになって、なんとか足があちこちフラフラせず、地面にきちんと着いているという変な話です。

だからスニーカーを履いて歩いている時には、なんとも不安定な、足がおぼつかない感じがするのです。この重いブーツのおかげでバランスが取れて、まっすぐ歩けているような気がしていましたし、重りが振り子のようになって、僕の足を振り出してくれて、むしろ歩きやすいとさえ感じました。

足が自分の足じゃない感じになってから、もう3年以上になります。ようやく、自分の意思で自分の足を動かしている感じが戻ってきました。でも足そのものの力、歩いたり走ったり跳ねたりするパワーは、まだまだ弱く、以前の自分の足がいつ取り戻せるのか、我慢強く待つしかありません。