最高の食事療法 カレーの威力

インドカレーは副腎疲労を癒す素晴らしい食べ物だと、ドクターから何度か言われました。実際には、インドカレーでなければならないというわけではないのですが、ある成分を取るにはカレーがベストな方法なのです。ある成分とは何でしょう?

クルクミンです!

クルクミンは、カレーに使うスパイスのターメリック(日本語でウコン)に多く含まれています。

curcumin

ドクターからのアドバイスだけでなく、他の書物や資料などでも明らかにされていますが、クルクミンの持つ健康への効果は極めて優れています。それは自然の消毒剤、抗菌剤、抗真菌剤、抗炎症剤、抗ウイルス剤、抗発癌剤、抗凝固剤、抗うつ剤、強力な抗酸化剤の力を持っていると言うのです。しかも脳を活性化させ、アルツハイマー病の予防になるというのだから、言う事なしです。

spices

ドクターが言った重要なポイントは、ターメリックは健康、活力、そしてストレスに対する対応力を回復するのに非常に良いということと、クルクミンは、副腎疲労の回復のプロセスにおいて、副腎を補助する働きがある、ということです。

さらに、もう一つの重要な事実は、 "クルクミンはホルモンを作りだす能力を向上させ、重要な内臓器官がそれによって健全に機能し、副腎疲労を軽減することができる。また、胆汁酸の分泌を助け、より良い睡眠を誘発し、記憶を促進し、代謝を高めることができる“ということです。

curry

そんな素晴らしい効果を知らなくても、僕はインドカレーが好きなので、2週間に1度くらいの頻度で、インド人の経営する近くのカレー店に食べに言っていましたが、ドクターのお墨付きとあっては、もっと食べるぞーということで、ドリーと一緒に週に1度は必ず食べるようになりました。

以前から行っていたカレー店に加え、ネットで検索して、家から30分圏内でさらに5軒のインドカレー店を見つけ、全部行ってみました。インドカレー店と言っても、味の違い、お店の雰囲気、清潔さ、実はインドじゃなくてネパール料理だった、いやバングラデシュだった、など様々です。

また僕にとって譲れない重要なポイントは、一緒に出てくるライスです。僕はグルテンを避けていますので、ナンやチヤパティは食べずに必ずライスを選びます。しかし、インドカレーなのに、日本のお米をサフランで炊いて出しているお店は残念ながらNGです。精製された日本の白米は、血糖値のジェットコースターを起こすので食べないようにしています。そこで、でんぷんの質が違うインドのバスマティライスを使っているお店に絞りこみました。結局今は、お気に入りの2軒に交互に通っています。

この写真は、バスマティライスをクミンと一緒に炊いたジーラライスです。これは本当においしいです。

basmatirice

ドリーもカレーは好きですが、週に1回がちょうど良いと言うので、時々僕がどうしてももっとカレーが食べたくなると、そんな時はドリーはお寿司を、僕はカレーを持ち帰りにして、家のダイニングテーブルで全く違う夕食を食べることがよくあります。

「カレーの強いスパイスで、お寿司の味がかき消される」などとドリーは言ってはいますが、それでも二人とも自分の大好物を食べることができるので、大満足です。

インドカレーを食べた後の翌日、体調が良いと感じます。気分が落ち着き、リラックスできます。僕の体がカレーを渇望しているかのようです。それに、めちゃくちゃ美味しい! 健康な時に食べていた味より、今食べるとずっとおいしく感じるのは、嘘ではありません。