きょうも、ちょっとポジティブなニュースを報告します。
ドクターの指示で続けてきた、めちゃめちゃ軽いウエイトトレーニングですが、ここ数週間、少し負荷を掛けてやっています。
副腎疲労の重度になってしまってからは、何をするにも本当に神経質で慎重になる習慣がついてしまっていて、言ってみればかなり“ビビリ”な男になってしまっていました。
副腎疲労の症状が始まった当初、僕は結構ハードなウエイトトレーニングをしていました。毎日ジムに行き、汗だくになってトレーニングし、多くのウエイトリフターと同様に筋肉が大きくなっていくのをほくそ笑みながら見るのが趣味のような男だったのです。
そんな僕がジムで倒れ込んでしまった時、直感的に考えたことは「体を強くするために、もっとトレーニングをしなければ」ということでした。もちろんこれは大きな間違いで、ウエイトを上げる度にクラッシュしてしまうという繰り返し。何カ月もの間、ただただ自分で無理なことをやってはクラッシュという、まったくナンセンスなことをやっていました。
のちに、ドクターに運動や生活スタイルについて厳密に指示を受け、エクササイズと言えば軽いヨガしかできない状態になってしまいました。好きなスポーツは完全に諦めるしかありませんでした。
そこからまた何年も経って、ほんの少し腕立て伏せをやっても良いと言われ、ウエイトもごく軽いものを使って腕を鍛えるようなことができるようになりました。
そんな感じで、8年以上もの間、自分のできる運動の範囲には細心の注意を払う必要があり、どうしても神経質にならざるを得ませんでした。
でも最近は、体の強さを確信できるようになり、自分の体がどこまで耐えられるか確かめるために、少し自分を追い込んでいます。
上腕二頭筋を鍛えるアームカールは100%増し、大臀筋や下半身全体の筋肉を鍛えるレッグランジも100%増しできました。
腕立て伏せも、近々増やそうと思っています。
副腎疲労になってからまったくやっていなかった背中のエクササイズも初めてみましたが、問題なさそうです。
上腕三頭筋のエクササイズも始めたのですが、ちょっと調子にのりすぎたか、脇腹の筋肉を痛めてしまったので、これはしばらく中断します。
とうとう、自分の体を内側からしっかりと作り直す時が来たように感じています。
もちろん、簡単な事ではありませんが、日を追うごとに筋肉の同化作用が高まり、脂肪が落ちて筋肉が形成されつつあるのを感じているところです。
ようやく、自分の体を自分のものだと感じることができるようになりました。