週に1日、すべてのサプリメントを休む“サプリメントオフの日”を始めてから約2年2ヶ月が経ちました。
ドクターにそう言われ、いよいよサプリ抜きを始められると思った時、僕はとてもワクワクしたのを覚えています。サプリメントはまるで脚に縛りつけられた重りのようで、絶対に自由になれないという気持ちになってしまうのですが、そんな状況からたとえ一日だけでも縛りから解かれる気持ちになったのです。
そんなワクワクとは裏腹に、サプリ抜きはそれほど簡単ではありませんでした。今まで支えてくれていたエネルギーサポートを失ってしまったようで疲れを感じました。エネルギーレベルが下がってしまい、特に午後3時~5時の間にディップ(ガクッと疲れてしまう状態)に落ちてしまうことがあり、そんな時には昼寝をしました。
昼寝をした後はいつも回復し気分が良くなりましたが、昼寝をする前は例えて言うなら、車の運転中になんだか眠気が襲ってきてちょっと油断するとまぶたが完全に下がってしまいそうで、窓をあけて頭に冷たい風を当てて何とか起きていようと頑張っているような、そんな感じでした。
また、食事の後はとても疲れていたことも覚えています。食べ物を消化するために、残されたエネルギーを使ってしまっていたのでしょう。
サプリ抜きの日のこのような感じはほぼ1年間続きました。もちろん徐々に改善されましたが、決して一朝一夕にできたわけではありません。
ドクターがサプリ抜きの日を作るように言った理由は2つあります。
1. 僕の体がサプリの力を借りずに自ら働き始められるようにする。
2. 回復を前進させるためパルス療法の一種。
さて、現在2022年の春を迎え、ついに普通の自分であるように感じています。副腎疲労になる前の普通の時の自分です。もちろん、まだ完全に戻ったとは言えませんが、バラバラだったパズルのピースがちゃんと所定の場所にはまってきた感じです。
エネルギーが戻ってきて、ほとんど昼寝をしなくなりました。時々、夜眠れなかった時に、短い昼寝をする程度です。
数ヶ月前までは、サプリメント抜きの日は歩いている時、空気が足りないような感じがしていましたがそれもなくなりました。階段を数段上がると、ちょっとフラついたり、息があがって疲れを感じていたのですが、それも今はなくなりました。
このように改善してきた主な理由は、デトックスを続け、体内システムから毒素を取り除いていることです。そしてMTHFRサプリメントが、体を正常な状態に戻すために必要なあらゆる化学反応を引き起こす助けになっていることです。
次のステップはサプリメント抜きを、週1日から2日、そして3日と徐々に増やしていくことなのですが、それがいつになるのかはまったくわかりません。次のカウンセリングでドクターに聞いてみたいと思います。僕は自分自身にどんどん挑戦したいのですが、それはすべてドクターの判断にかかっています。
このブログを読んでいる副腎疲労の方はきっと思うでしょう、たとえ1日でもサプリメントなしで過ごせるわけがない。
でもそんなことはありません。適切な栄養とドクターのサポート、そして治癒への決意があれば、何でも可能です。