見てやって下さい。
これはフリー画像ではありません。
正真正銘、僕自身のお腹です。
本当にこれが自分の体なのかと、信じることができません。
3年前の姿です。
見るに堪えない。
情けなくて、恥ずかしい。
英語でMuffin Top(マフィンの上の膨らんだ部分)と言うのですが、そんなカワイイものではありません。
醜くて、みっともない!
ウエイトトレーニングを毎日続けていた男の体ではありません!
持っていたシャツもズボンもまったく入らなくなって、何着も買い直さなければなりませんでした。
しかし食べ過ぎとか不摂生でデブったわけではありません。
ダイエットや運動やRIZAPでなんとかなる問題ではありません。
副腎疲労症候群の症状の一つなのです。
この固く張り出したお腹の中に一体何が詰まっているのか、まったく見当もつきません。
とにかくこんな不格好な自分がとても嫌だったし、ずっとこんなメタボおやじの体形のままだったらどうしよう・・・と不安と不満でいっぱいでした。
副腎疲労だということを知らずに、ただの“ビール腹”だとからかう男友達に対してムッとしながらも、その場は笑って済ませた事も何度もありました。
しかし心の中はズタズタでした。
僕はこのマフィン腹を抱えて3年の月日を過ごしました。
今年の春先から、不思議な事に体重が勝手に減り始め、お腹が次第に引っ込んで来たのです。
ドクターから事前に予告されていました。「そろそろ体重が減り始めるでしょう」と。
そしたら本当にその通りになったのです。
体重が本当に日々減ってきています。
今、僕のお腹は完全に戻りました。
元のサイズを越えて、さらに減り続けているのです。
昔の服がまた入るようになりました。むしろゆるくなってしまい、ズボンがずるずると下がってしまいます。
基礎代謝が正常に動き始めたということです。
きょう、駅ビルに買い物に行った時、2~3カ月会わなかったオーガニックショップの店員さんや、お惣菜店のおばちゃんに「やせたねー」と言われました。
やっとあの屈辱的な体形から抜け出すことができました。
嬉しそうに毎日服をとっかえひっかえやっている僕にドリーは「あれ?きょうクライアントと打合せあるの?」と言って、からかわれています。