8年もの間続いていたこの病気について、僕にとって最もきつかった事の一つは、内面に感じたぽっかりと空いた穴、何もないという空虚感でした。
体に芯がなく、中身が詰まっていないような、なんとも弱々しい感じです。
その弱さをサプリメントで何とかしのいでいるような状態でした。
サプリメントでエネルギーは得られるのですが、芯の強さがなく、空洞感が消えないのです。
だんだんと体調が改善してきていても、深い芯の部分の空洞はずっと残っていました。
しかし、最近になってようやく、その穴が埋まりつつあります。
自然なエネルギーが出て、そのエネルギーを必要な時に使えるように蓄えておくことができます。何か一つのことをやるためにエネルギーを使い果たしてしまうこともありません。
一つのことをして、続けてまた別のことをして、さらにもっと何かをすることができるのです。もう一つおまけに何かやれるのです。
普通に元気な人には信じられないかもしれませんが、1日のうちに3~4つの事をやっても疲労でバテないというのは、本当にすごいことなんです。
笑わないで下さい。これ、本当なんです。
状況は日に日に明るくなっています。
この病気でクラッシュしてしまったことがある人なら、僕の言っていることが分かると思います。
つまり、自分の体にもう何も残っていない、何もない状態なのです。
何もする力がでないのです。
骨の上に皮膚があって、(かろうじて)呼吸しているだけのようなスカスカの人間だったのです。
もしも、ずっとドクターの指示だけを聞いていたら、今の自分はなかったと確信しています。
あまりにも回復の歩みが遅すぎる、しかも完全に元のようには回復できない、がんばっても80%まで・・・そんな事態に満足できない僕は、とにかく調べまくりました。
一人の医師の方針に疑問を持ったら、セカンドオピニオン、サードオピニオンを受けたいと思うのと同じことです。
調べまくった結果、慢性的な病気を抱えている人は皆、体に必要な何かが欠けているのだということを学びました。それをしっかりと体に与えなければダメなのです。
それが欠けたままでは、どんなに色々なサプリメントを摂っても、それが体の中で活かされないのです。
その大切な何かについて、僕のドクターが指示してくれることはありませんでした。
体を驚くほど回復させてくれるもの、人生を変えてくれるもの、それをドクターの口から聞くことはありませんでした。
自分で探し求めて、調べて、探りあてるしかありません。そして調べてわかったことをドクターに聞いてみても、彼はそのことを知らなかったのです。
僕がどれだけがっかりしたか、想像できますか?
- うつ病や精神的に不安を抱えている人
- 骨粗鬆症の人
- がんに罹患してしまった人
- エリテマトーデスや関節リウマチのような自己免疫疾患を持っている人
- 睡眠障害の人
- パーキンソン病の患者
- アルツハイマー型認知症の患者
このような人は、決定的に何かが足りないのです。
それが何なのか・・・。
自分の問題を解決するための答えを探し続けてください。答えは絶対にあると信じています。
どこに目を向けるべきなのかを知ることです。
そしてテストしてみる。
自分の健康は自分で責任を持たなければならないということです。