先日のブログでお伝えしたように、今僕はミトコンドリアについて深掘りしています。ミトコンドリアが健康全般にどのような影響を与えるのかについて、全面的に学んでいます。
ミトコンドリアは人間のエネルギーレベルに関わる最も重要な生理学的システムであることがわかりました。
全身疲弊してしまった体の回復に、ミトコンドリアが大きな役割を果たすと確信しています。
どうしようもない疲労感に悩まされる状態になるというのは、ミトコンドリアがうまく機能していない可能性が高いのです。
誰でも年齢を重ねるにつれて、ミトコンドリアはダメージを受け、機能も低下します。そして、ミトコンドリアは縮んで、大きさも小さくなってしまうのです。
骨折などで脚をギブスで長期間固定していると、筋肉が衰えますよね。筋肉が縮んだり萎縮したりするわけですが、それと同じことがエネルギーの源であるミトコンドリアにも起こります。
多くの人は、20歳から40歳にかけて、ミトコンドリアの能力(細胞がエネルギーを生み出す能力)が半分になると言われています。そして、40歳〜70歳では、さらにその半分に減少するそうです。
ミトコンドリアが作り出すエネルギーは時間の経過とともに自然に減少していきます。そのようにして、元気がなくなり、弱くなって疲労の原因となるのです。
さらに、精神的なストレス、重金属や大気汚染物質などの環境毒素、食生活の乱れ、腸内環境の悪化、慢性炎症など、生活上のストレス要因が、ミトコンドリアの損傷、機能低下、シャットダウン(エネルギーモードから細胞保護反応に移行)の原因となるのだそうです。
ミトコンドリアの減少、損傷・機能低下、そしてシャットダウン、この3つがエネルギーレベルを下げる主な要因であると言う研究者もいます。
言い換えれば、とにかく体が疲れてエネルギーが出ないという状態は、単にミトコンドリアが減った、損傷して機能低下に陥った、またはスイッチが切れたということである可能性が高いのです。
解決方法はあるのでしょうか?
ミトコンドリアを増やす、ミトコンドリアを大きくする、そしてミトコンドリアを元気にすることはできるのでしょうか?
そして、細胞膜を修復し、保護することもとても重要です。
抗酸化物質の重要性を説く医師や研究者は沢山いますが、細胞の中の抗酸化防御システムの方が何百倍も強力で重要であることを学びました。
副腎を一旦置いておいて(とは言っても、通常飲んでいるサプリメントは続けますが)、今重点を置きたいのはミトコンドリアを元気にすること、そしてそこからエネルギーを生み出すことです。
有り難いことに、これまでの治療によって、今の自分は少し追い込むことができる段階に来ています。
ドクターにも、新たに試してみたいサプリメントについて聞いてみると、「you can try(やってみても大丈夫でしょう)」と言われました。
だから、やってみます。
また報告します。