冠動脈CTスキャンを受けてきました

僕は結構変わった人間で、病院や歯医者に行くのが嫌じゃない方なのです。

この日は、クリニックから紹介された大きな病院で冠動脈CTスキャンを受ける日でした。

検査のため、朝食をいつもよりずっと早く済ませ、病院に向かいました。

対応してくれた受付の人、看護師さん、そしてCTスキャンの放射線技師の人まで、みんなとてもプロフェッショナルで、その場にいるだけで気持ちよくなるような感じでした。

 

造影剤を入れるための点滴の準備を済ませ、CTスキャンが行われる部屋に入った僕の第一印象は「すごい!」でした!

なんて大きくて美しい機械なんだろう。

しかもその機械は英語まで話してくれたのです😊。

 

一緒に部屋に入って来たドリーが、看護師さんや技師さんの説明を通訳してくれました。動かない事、息を止めなくてはならないことや、造影剤を入れると体が熱くなること、必要に応じて脈を落ち着かせるために薬を使用することなど、事前に説明を受け、本当に撮影をする前に何度かリハーサルをしました。

 

リハーサル中に思ったのは、20秒間息を止められるようになっていたことに嬉しくなり、副腎疲労の回復を実感していました。なぜなら、数年前は1秒も息を止めていられなかったのです。1秒もですよ。これは確実に回復した証拠です。

 

そしていよいよ撮影の本番となり、ドリーも看護師さんも全員が部屋を出て、機械の回る音が聞こえ、点滴から造影剤が注入される時間が迫っていることがわかりました。

緊張も不安もなく、気持ちは落ち着いていたのですが、どうしたわけかここで心拍数が上がり始め、CTについているモニターを見ると心拍数が65bpmから80bpmに短時間で上がっていることがわかりました。

すると、技師さんと看護師さんが隣の部屋から入ってきて、「緊張していますか?」と聞かれたので、僕は「全然してないです」と答えました。看護師さんに呼ばれたドリーが部屋に入ってきて、これから血管を広げる薬を入れて脈を落ち着かせるという説明を英語で翻訳してくれました。

薬で心拍数が落ち着き、すぐに撮影が始まりました。そこからはとてもスムーズで検査は順調に進みました。

 

造影剤が入ってくるととにかく股間が熱くなる、と以前検査を受けた経験のあるドリーから聞かされていたのでそれも予定通り、それから "機械が "息を吸って止めて“と英語で言ったので、そのとおりにしました。約20秒間息を止めてじっとしていると、「検査終わりでーす」という声が聞こえ、同時にまた看護師さんや技師さん全員が部屋に入ってきて、ドリーも呼ばれて入ってきました。

機械から外されながら、看護師さんに良くできましたとほめられました。検査そのものは10分程度で終わりました。

日本の医療システムは素晴らしいと言わざるを得ません。

 

点滴の針をはずし、着替えをしている時に、看護師さんから水をたくさん飲んでなるべく早く造影剤を排出することや、頭痛が起こる可能性がある事、その他重い副作用があった場合の連絡先などについて説明を受けました。

 

検査を無事終えた僕は上機嫌で、お腹もすいていたので病院の近くのマクドナルドで侍バーガーとマックシェイクを食べて帰宅しました。

 

その夜、看護師さんの言っていた通りひどい頭痛に見舞われましたが、翌朝にはすっかり良くなっていました。

 

 

1週間後、検査結果を聞きにクリニックを再度訪れました。

医師は検査結果の写真を見せて、「何も問題ありませんでした」と言った。

閉塞、狭窄もなく、プラークの蓄積もなく、心臓や血管にはまったく異常はないと言われました。

僕もドリーも胸をなでおろしたのですが、じゃあ、一体この胸の違和感はなんなのでしょう?

肺?食道?肋骨?

またまたリサーチをしなければなりません。胸の不快感を治すのに役立つものを探して、それが役に立つかどうか試してみるつもりです。

それ以外は体調はいい感じで、回復し続けています。