口を大きく開けてあくびをする、これは眠い時、疲れた時に出る人間の生理現象です。体が休息を求めている時、あくびをして空気を吸い、血液中に酸素が送りこまれます。副交感神経が優位になり、体をリラックスさせて、お休みモードになります。
そんな普通のあくびをしたのは、もういつの頃だったかな…。もう4年以上、普通のあくびが出ていません。
体調が悪くなり始めてから、僕のあくびは自然なあくびではなく、乗り物に酔った時に何度も出るような、生あくびばかり。体が疲れすぎていて、普通のあくびが出ず、生あくびばかり何度も出ます。
そう言えば、ぐーんと伸びをしたり、退屈した時にウワ~と両手を広げたりするような動きも、一切しなくなっていました。そんな力はなくなってしまったようで、生あくびばかりしています。
副腎疲労になってしまうと、体のありとあらゆるところがおかしくなって、もう分析するのも嫌になってきます。
こんなこともありました。ドクターAに、腕立て伏せを10回2セットやるよう言われ、やっていた時のことです。
2セットやり終えたとたんに、あの変な生あくびが出はじめ、何度も何度も出て止まりません。8回続けて生あくびしたら、少し間をあけて10回連続で生あくび、と言う感じです。そして次に胸やけのようなお腹が張った感じがはじまりました。
腕立て伏せをやり終えて、ああ終わったーと思っていたら、またすぐに嫌な生あくびと胸やけのような感じがはじまって、一気に気持ち悪くなってしまいました。
お腹の張りは収まらずますます膨れ上がって、串刺しの豚みたいになっていました。そして強烈な疲労感が襲ってきて、頭は霧がかかったようにぼんやりしてしまうという、最悪の状況になってしまったのです。
体調がよくなってきた今でも、生あくびはよく出ます。夜、眠くなって、アーーーーっと口を開けて、あの普通のあくびをしたいな、と本当に思います。
普通のあくびが出たら、また書きます。