副腎疲労にウオーキング

ウォーキングは副腎疲労になる前からやっていましたし、ほぼ毎日通っていたジムでも、ウエイトトレーニングの後、仕上げで歩くのが習慣でした。

ウオーキングは楽しいですよね。

でも、副腎疲労になってからのウオーキングは、ちょっと違う意味を持つようになりました。

副腎疲労も重症になると、スポーツはおろか、体を動かすことが本当にしんどくて、ほとんど何もできない状態になってしまいます。

日常的なこと、たとえば歯磨きやシャンプーすら、腕が重くてどうにもならないような状態になってしまいます。そんな状態なので、もうベッドやソファでだら~っと過ごしているしかないような感じになってしまうのですが、ドクターからウオーキングはきちんと続けるようにと言われ、体調が最悪の時もなんとかさぼらずに続けてきました。

今年の夏の暑さで、外でのウオーキングは命の危険も感じるような状態でしたので、夏の間は屋内でのウオーキングにして、自宅の廊下やリビング、普段はヨガに使っている何も置いていない和室などで、ただただ歩いていました。

家で一万歩歩く、楽しそうに聞こえないでしょうが、それでも心拍数を上げると気持ちがいいです。

暑くても、外に出られなくてもとにかくウオーキングは続けるべきだとドクターにも言われました。

副腎疲労の人にとって、それほどウオーキングは意味のある事なのです。

walking

メリット1:ストレス軽減

現代社会では、誰でもストレスを感じ、ストレスがあることを当たり前のことと考えている人が多いです。

でもドクターによると「人の体は、慢性的なストレスに対応できるようには作られていない。たまに見舞われる短期間のストレスに対応できるように設計されている」ということなのです。

何ヶ月も何年にもわたって継続的なストレスを抱えていると、人のNEM反応が常にオンの状態になってしまいます。

その結果、副腎は、このストレスを何とかしようと、抗ストレスホルモンであるコルチゾールを大量に出し続けます。

これが副腎疲労症候群の初期段階です。

初期段階ではまだ症状は現れず、ほとんどの人が気が付かないままストレスをさらに受け続けてしまいます。

そして副腎疲労はどんどん進んでしまい重症の域に突入すると、バタバタと明らかな不調が体のあちこちに現れてきます。

その時点では、副腎がすでに酷使されてしまっていて、もうコルチゾールが産出できなくなって、機能が大幅に低下します。

この状態になってしまうと、他の臓器とNEMシステムにものすごい負担をかけ、体のストレス防御機能の損失をなんらかの方法で補わなければなりません。

副腎疲労から回復するために最も重要なスことの1つは、ストレスを減らし、NEMシステムを再調整することです。

ウオーキングがその手助けをしてくれるのです。ウオーキングすることで、エンドルフィンが出て、ストレスを軽減し、その結果、メンタル面も改善させることは実証済みだと、ドクターが説明してくれました。それで、ウオーキングをすると、なんだか気分が良くなるわけですね。

ウオーキングほど簡単なエクササイズはありません。健康を改善し、痛みに対する耐性を高め、自信も持てるようになり、幸福感さえも高めます。

 

メリット2 –心血管系の改善

副腎疲労症候群の重度になると、多くの人が心血管の状態に何らかの問題を抱えているそうです。息切れ、動機、高血圧、めまい、不整脈、呼吸が浅いなどの症状です。僕も全部ありました。

ドクターに、息切れで呼吸がしづらいということを話したとき、それは病的な問題があるわけではなく、心臓や呼吸器系が正常に機能するのに苦労している状態なのだと言いました。

運動能力が落ちてしまうのも、副腎疲労によって心機能が正常に働いていない症状なのだということです。

そんな時に、無理な運動をしてしまうと、状況を悪化させてしまいます。激しい有酸素運動は、この時期にしてはいけません。

そこで、軽いウオーキングが丁度良いのです。歩くことで呼吸が深まり、それがコルチゾール、ノルエピネフリン、およびエピネフリンのレベルのバランスを保つのに役立つと言います。

少しずつウオーキングを増やしながら、体が耐えられるようになったら、また少し増やすという方法で、徐々に長く、早く歩けるように体を穏やかに導いていきます。

メリット3 –ホルモンと代謝のバランス

副腎疲労の大きな問題の一つは、ホルモンシステムの不均衡を引き起こすことです。

ドクターは、甲状腺と副腎の関係について話してくれました。この2つの臓器がお互いに付いていくのだそうです。つまりどちらか1つに問題があれば、もう一方にも問題が起きるという事です。

ウォーキングの利点の1つは、甲状腺機能が低下することで起きる代謝の問題を改善し、体重増加や疲労感などの軽減に役立つということです。

おまけ:グラウンディングでパワーアップ

グラウンディング(アーシングとも呼ばれます)は、以前のブログでも書きましたが、裸足になって芝生や土、砂の上を歩くことによって得られる効果です。
1日たった数分でも裸足で歩くと、心血管系の問題を発症するリスクが劇的に減少する可能性があるそうです。

ウオーキングに出かけたら、ちょっと歩くのを止めて、靴と靴下を脱ぎ、素足で地面を踏みしめてみましょう。

grounding

ウオーキングは、何の道具もユニフォームも必要ありません。ただただ自分のペースで、行きたい所へ歩けば良いのです。