9月に増やしたサプリメントで、体が落ち着いて体内が調和し始めたような、極めて「普通」な安らいだ感じになりました。
すると今度は、体がサプリに頼らなくても自分でキックスタートできるようにサプリメントを減らすことになりました。
サプリを減らしてからちょうど1週間ですが、たしかに自分の体が自力で走り始めていると断言できます。
実際、4日目くらいから、なにか自分の体の状態がこれまでいた場所から、別の場所に移ろうとしているその途中にあるように感じ始めました。
健康で体調が普通の人にとっては、何を言っているのか意味が分からないかもしれません。何年もの間「正常な体」を持っていなかった僕だから感じることです。
少なくとも過去4年半、僕は自身の体をまったくコントロールできていませんでした。やろうとしても体が動かない、言う事を聞かない、脳が出しているはずの指令を体がまったく聞いていない、そんな状態でした。体ができることだけをさせられている、僕が体にコントロールされてきたのです。控えめに言っても、とても恐ろしい経験でした。
そんな状態だった僕が、今、自分の体をちゃんと自分でコントロールし始めたと感じています。まだ自分がやりたいと思った事をなんでもできるという所には達していませんが、間違いなく、移行し始めています。
体にコントロールされていた自分から、自分が体をコントロールする側に向かっています。
体の内部も安定して、体内のバランスがゆっくり戻ってきて、コアの強さも改善しているように感じます。
いつまでも改善せず悩まされていたブレインフォグも、少し晴れ間がさしてきているようです。
やっとここまで来ました。僕にとってこんなにエキサイティングな感覚は久しぶりのことです。
ずーっと僕の副腎疲労につきあって、どこにも遊びに行けず、一緒にお酒も飲めず、仕事を一手に引き受けてやって来たドリーにとってもエキサイティングなことだと確信しています。
悪夢のような病気になってしまったと思いました。4年もの間まともに仕事もできず、4年以上大好きなジムに通う事もできず、4年もの間、ビールの一滴も飲むことができない、そんなところにまで引きずり落とされてしまい、自分で自分の体がどうすることもできなくなるという、こんなショッキングなことはありません。
きょうもアメリカのニュースを見ていて、ちょうど次の大統領選について伝えていたのですが、立候補者の一人、78歳のバーニー・サンダースが2週間前に心臓発作を起こして倒れ、手術を受けて、今、他の候補者と一緒にディベートに登壇しているのです。僕は本当に情けなくなりました。78歳の高齢者が命にかかわるような病気になったにも関わらず、2週間後にはピンピンして、大きな声で議論に参加しているというのに、自分は一体何なんだと。
副腎疲労がどれほど深刻な病気であるか、この事実が示しています。
こんなことにならないで下さい。自分で自分の体をよく見て、観察して、なにか変だと思ったらしっかりと癒してください。
自分で防げる病気だったのに、それを見て見ぬふりしてしまったために、何年も無駄にすることになってしまったのです。家族も悲しませてしまいます。
体が発するサインを無視しないで下さい。