いくらでも食べられる糖と、いくらも食べられない野菜

僕はお菓子やスイーツが好きな人ではありません。子供の頃から、親にお菓子をねだったりしない方でした。たまに外食した時に最後に出る小さなデザートや、アイスクリームを食べる程度でした。

スーパー糖質制限ダイエットを始めてからは、甘いものだけでなく、ありとあらゆる糖質を避けていました。

この偏屈なまでの糖質制限でどういう結末を迎えたかは、すでにブログで書いた通りです。

その後、副腎疲労と判明し、ドクターに「良い炭水化物は必要だ」と諭され取り始めましたが、砂糖そのものと、砂糖を使ったお菓子類は一切口にしていません。つまり5年以上、スイーツはまったく食べていません。一片のチョコレートすら。

食事は、副腎疲労回復のためにとても重要なことなので、ドクターともよく話をします。野菜と糖について、とても興味深いことを教えてくれました。

砂糖(ケーキ、キャンディー、その他の甘いお菓子のように)は、あっという間に消化、分解、吸収され、それが肝臓にとっては急激な刺激となり、肝臓の働きを弱めてしまうのだと言いました。

精製された糖(白砂糖、アルコール、パン、フルーツジュースなど)の形で炭水化物を摂取すると、栄養が少ないため体がもう十分だと認識してストップをかけず、いくらでも食べてしまうのです。

sweets

食べ物に含まれるビタミンやミネラルは、脳に信号を送り、脳は満足したらもうそれ以上は要らないとわかるのです。

精製された食物は、多くの栄養を取り除かれてしまっているため、人はいくらでも食べられるし、もうこれ以上要らないというポイントがわからないのです。

一方、野菜は消化、分解、吸収に時間がかかります。とても遅いため、食べ過ぎを心配する必要がありません。

野菜は栄養分がとても豊富なので、体がもう十分だと認識して、必要以上には食べることはないのです。また、野菜に多く含まれている食物繊維は「飢えスイッチ」をオフにします。だから野菜を食べると、満腹感があります。

raw vegetable

肝臓のための最高の食べ物は、生の野菜です。特にアブラナ科の野菜です。アブラナ科の野菜は、思いのほかたくさんあります。

キャベツ、白菜、ダイコン、小松菜、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、コールラビ、カラシナ、カブ、青梗菜、ルッコラ、クレソンなど。 

僕はこれらの野菜をたくさんジュースにして毎日飲んでいます。先ほど言ったように、すぐ満腹になってあまりたくさん食べることができないので、ジュースにすることによって効率よくたくさん栄養を取ることができます。

ドクターに毎日12オンス(350mlくらい)飲むよう言われて、2年半毎日毎日飲んでいます。ミキサーではなく、コールドプレスジューサーを使うことが重要です。僕が2年半、毎日使い続けているスロージューサーは、なかなかの優れものです。

by カエレバ