副腎疲労の影響で肌もボロボロに

副腎疲労になると、肌にも影響が及びます。乾燥してパサパサになってしまいます。

副腎から分泌されるホルモンの一つ、アルドステロンに関連しています。

僕も長い間、肌が乾燥していました。

ドクターによれば、アルドステロンは体内のナトリウムとカリウムのバランス、そして水分補給を司っています。副腎が弱いと、アルドステロンが減少し、水分不足の状態になり、肌がパサパサになってしまうのです。

乾燥肌は、身体活動の不足が原因でもあります。

副腎疲労になると、体の活動量がめっきり落ちてしまいます。

すると、皮膚の血液循環が悪くなってしまい、顔色も悪くなります。

pale

僕は、この何年も、顔色が冴えませんでした。血色が悪く青白い顔をしていました。

先日Skypeで妹と話をしている時、彼女が「調子よさそうね」と言ったのです。ここ何年かの中ではじめて顔に「色」があると言って、僕もそれを聞いて嬉しくなりました。

はい、最近自分でも、顔色が良く頬っぺたがピンクになっているのがわかります。

毎日ではありませんが、青白い顔をしている日のほうが少なくなりました。

ドリーは、朝一で僕の顔を見るなり、その日の調子をすぐに言いあてます。 「今日はちょっとダメっぽいでしょ」と言われて、鏡を見ると青白い顔をしているのです。

僕自身より、明らかに的確に指摘します。

ドクターによると、副腎疲労は甲状腺機能とも密接に関連しており、甲状腺が適切に機能していないときには乾燥肌が発症する可能性があると言います。

皮膚は解毒プロセスの主要な要素です。皮膚のすぐ下には、間質として知られる器官があります。

間質は体液であり、体全体への栄養素の輸送を担い、さらに細胞が互いに連絡して体内に調和をもたらすことを可能にします。

また体の解毒を助けてくれます。

僕は、間質液の解毒がまだ必要だとドクターに言われました。

肝臓そして間質にまだ毒素が多く、スムーズに流れていない状況では、毒素と代謝副産物が体内に蓄積していきます。

皮膚は汗を通して毒素を取り除こうと最善を尽くしますが、まだ負荷が大きく、完全に処理することができません。

そして最終的には、鬱血した状態になってしまいます。

dry skin

副腎疲労が進むと、一気に年をとったような顔付きになり、シワやくすみが増えるのは、このためです。

副腎疲労が回復するにつれ、その症状は改善していきます。

ここで必要なのは、皮膚の状態を良くしようと、クリームやオイルを塗ることではなく、肝臓や間質がきちんと解毒できる状態にすることです。

水、ぬるま湯を沢山飲みましょう。