糖質カットします!えっ?いいの?

非常にゆっくりではありますが、副腎疲労の治療は着実に進んでいます。

副腎疲労の人、特に重度の人にとって悪夢のような問題の一つは、反応性低血糖です。一番ひどい時には、90分おきに何かを食べなければなりませんでした。もし何も食べなければパニック症状になったり、イライラして怒りっぽくなったり・・・とにかく「なんか食べないとー!」というのが、この数年間いつも対処しなければならない感覚でした。

そして血糖値をコントロールし、パニック症状や他の低血糖の症状を防ぐために、毎食食べなければならなかったのは、複合炭水化物です。単純炭水化物と違って、消化吸収がゆっくりでインスリンをいきなり増やすことがありません。玄米、穀類、豆類、根菜、野菜の繊維などに含まれています。

いまから1年3ヶ月程前、ドクターに「ファスティング(断食)を試してみよう思うが、食事は複合炭水化物を食べ続けるように」と言われました。ファスティングは、寝る前(夜9時半頃)に軽食を食べたあとは、翌日の昼食(正午)まで何も食べないようにします。15時間、空腹状態にします。また夕食はそれまで午後5時でしたが、6時に遅らせました。

今まで1日6回食べていたのを、朝食抜き、軽食も抜きで15時間も空腹で過ごすことに慣れるまで、数日かかりました。

今もファスティングは続いていて、1日2回の食事を正午と午後6時に、複合炭水化物は必ず食べるようにしています。そして寝る前の軽食も以前よりずっと量は減りましたが、まだ食べています。

ファスティングを始めてから15ヶ月が経ち、今自信を持って言えることは、反応性低血糖の問題はなくなったという事です。

そしてつい先日のカウンセリングで、また新たに挑戦することになったことが1つあります。炭水化物の量を減らすことです。また食べたくない時は、食べなくても良いとドクターに言われました。

これまで何年もの間、複合炭水化物をなかば強制的に食べてきて、今度はもう食べなくても良いと言われて、本当かな?と思ったので、ドクターに再度確認したほどです。ドクターははっきり言いました。「はい、そうです。炭水化物を減らしてみましょう」

この話をドリーにすると、開口一番「大丈夫なの?糖質制限が副腎疲労には良くなかったじゃない!」とびっくりしたようでしたが、間違いなくドクターのゴーサインが出たのだからやってみる、という事になりました。

まずは、昼食の炭水化物(おもに玄米)をこれまでの半分に減らしてみることにしました。大丈夫でした。まったく問題ありません。そこで夕食でも同じように量を半分にしてみようと思います。睡眠に影響なく、他にも特に問題がなければ、続けていこうと思います。

さてさて、どうなるでしょうか?また報告します。