久しぶり!愛しのマルゲリータ

何年もご無沙汰だった。本当に久しぶり。

あのまろやかでとろける柔らかさと甘酸っぱさ。サクッサクの歯切れよさ。

ずっと待っていた愛しのマルゲリータ。

これが人間の欲なのか・・・。体調が良くなってくると、あれが食べたい、これが食べたいと思うようになるものなんですね。副腎疲労の治療を初めてからもう3年以上、食事には本当に気をつけてきました。体、内臓に少しでも負担を与える食べ物は避けるようにしました。

食べないようにしたものがとても多く、食べるようにしたものの方が少ないので、毎日の食事はローテーションになってしまい、変わりばえのしないメニューをぐるぐる回しながらやってきました。

絶対に口にしないようにしたものはグルテンと砂糖。この2つが含まれている物はことごとく避けました。遅延アレルギーがあることがわかった乳製品と卵もストップしました。そしてアルコールも禁止です。肉や魚は毎日食べますが、調理法はいたってシンプルで、ソースやたれは使わず、オリーブオイルと塩こしょう、ハーブなどでうっすらと味をつけるだけです。そんな仙人のような食生活をおくってきました。

そんな生活を送る中、2~3カ月前に近所にピザ屋さんがオープンしました。毎日ウオーキングをするルート上にあって、そのお店の前を通る度に「あー、ピザか・・・食べたい~」と思うようになりました。たま―になら、食べても大丈夫かな~なんて考えるようになってきました。

pizzeria

それでも勝手に判断して食べるのは良くないと思い、カウンセリングの時にドクタ―に聞いてみました。ドクターの答えは「ピザですか・・・食べても大丈夫ですよ。でもあまり頻繁に食べるのは良くありません。一度食べたら、次に食べるまでに72時間はあけて下さい」

エッ?72時間あけるということは3日間ということ?いやいやいや、そんなに食べないですよ。僕が考えていたのは、1か月に一度くらいなら食べても良いかな…くらいだったのに、3日あけたらまた食べても良いと言われるとはまったく予想外でした。僕の体はそんなに回復しているのか!!と驚いた程です。

でも、同時に「もし食べて何か問題がおきたら、またストップするように」と釘も刺されました。問題とは、下痢とか便秘とか疲労感とか消化不良とかそんな感じでしょうか。

と言う訳で、ドクターからOKをもらったことをドリーに伝えると、彼女もとても喜んで、早速その日の夕食はピザにすることにしました。

考えてみると、彼女も僕の食生活に合わせて一緒にシンプルな食事につき合ってくれました。時々どうしても寿司が食べたいという時には一人分の寿司を買って食べることはありますが、それ以外は僕と同じメニューです。

だから、2人で一緒にピザを食べるなど本当に久しぶりのことで、子供のように喜んでいました。

その夜、買ってきたピザマルゲリータと、ドリーが作ったグリルチキンとサラダを食べました。何年ぶりかに口にしたピザは本当に最高でした。普通の人間に戻ったような感覚になりました。

margherita pizza

ただ、やはり気をつけていたのは、夕食を口にする前に、アーモンド、生クルミ、カボチャの種をまず食べ、そしてピザの炭水化物では血糖値の上昇が気になるので、一緒に玄米もお茶碗に3分の一ほど食べました。ドリーはしきりにピザに玄米は全然合わないと言っていましたが、それは僕には問題ではなく、消化がゆっくりの多糖類の炭水化物をちゃんと食べる事の方がずっと大事なのです。

さて、ピザを食べて何か問題があったかと言えば翌朝、少しお腹の動きがいつもよりゴロゴロしていたことくらいです。これは明らかにグルテンを取ったのが原因でしょう。

と言う感じで、今後も少しずつ食事のバラエティーを増やしていき、体がどのように反応するかを試していきたいと思います。

次は揚げ物かな?