かんぞう・カンゾー・肝臓

とにかく疲れが取れない、それは肝臓に原因がある可能性が大きいです。

副腎疲労重症でなかなか改善しない、それも肝臓に原因がある可能性大です。

肝臓が仕事をしていません。その結果、ひどい疲労に見舞われます。

体が重くてどうしようもない、疲労が取れない、そんな自覚症状から、肝臓が機能していないのだと気付かされるはずです。

僕がこれまで調べてわかった事、ドクターから学んだ事として、肝臓の大切さはいくら強調してもしきれません。とにかく健康に不可欠なものなのです。

肝臓は、体を健全な状態に保つため、24時間休まず働いています。食べたもの、飲んだもの、吸い込んだもの、肌に塗ったもの、とにかくほとんどすべてのモノを処理してくれています。

実際、肝臓は生命維持のために不可欠な500以上の機能を担っています。

僕は、副腎疲労になってから、オーデコロンや制汗剤をつけるのをやめました。肝臓がやらなければならない仕事を増やすべきではないと思ったからです。

毎日、生きていくために必要なエネルギーを供給してくれている肝臓。

感染症や毒素を撃退し、血液を凝固させ、ホルモンを調整するなど、さまざまな役割を果たしている肝臓。

ただでさえフル稼働の肝臓に、余計な仕事を作ってはいけませんよね。

 

肝臓の主な働きは以下のようなものです。

- 体の燃料の調整役。頭の回転と身体の活動を維持するための素早いエネルギー(グルコース)を生産し、貯蔵、供給します。また脂肪を生産し、貯蔵し、排出する。

- 必須ビタミンとミネラルの供給を調整する。

- ホルモンバランスを調整する。性ホルモン(テストステロン)、甲状腺ホルモン、コルチゾール、その他の副腎皮質ホルモンを含む多くのホルモン調整役。

- 血液をきれいにする。アルコールなどの薬物や化学物質を代謝し、毒物を中和・破壊する。

- 血液中の物質の運搬、血液の凝固、感染症に対する抵抗力などに関与する重要なタンパク質を製造する。

- 胆汁を生成する。有害物質を排除し、消化を助ける。

 

このように、肝臓の働きは多岐にわたっています。

肝臓は必要不可欠で大事な存在です。

副腎疲労や他の疲労を引き起こす病気を治す際には、肝臓を労ることを忘れないでください。