副腎疲労で眠れなくなる3つの理由

副腎疲労になると、ほとんどの人が不眠症に悩まされます。

副腎疲労の重度になれば不眠はより悪化します。

「なんで眠れないの?」「なんで何度も目が覚めるの?」とその答えが欲しいのです。不眠の問題を解決したいと強く思っています。

疲労を癒し、弱った体を治すには睡眠が必要なのに、眠れない・・・。

これではいつまでたっても回復しないじゃないか。

ドクターの治療を受け始めた当初、「眠れないので睡眠導入剤を飲んだほうがいいか」と質問したことがありますが、ドクターの答えは「副腎疲労が進行してしまっているので、睡眠導入剤を飲んでも逆説的な反応が出る可能性が高いでしょう」と言われました。

そして、本当にその通りでした。僕は睡眠導入剤をやめ、それ以来試していません。

 

そして、かれこれ6年以上、この病気と付き合いながら、不眠症にも悩まされて続けてきたのです。

眠らせてもらえない、というのは拷問に近いものだと言いたいです。

以前にもブログで「拷問」という言葉を使ったことがありますが、僕たちが経験することは、本当にいろいろな面で拷問みたいにきついものなのです。

実際に副腎疲労にならなければ、僕たちがどんな症状に苦しみ、なにを我慢しなければならないか分からないでしょう。

それが僕たちの戦いなのです。

回復に向かっている今、なぜ眠れないのか、深い睡眠がとれないのかが分かってきます。

しかし闘いの最中にいる時には、ただただ七転八倒しているだけで、冷静に不眠の原因の分析などできませんでした。

 

初期の頃、「眠れないのは低血糖が原因」だとドクターに言われました。寝る前に軽く食べるのはそのためです。毎晩ベッドに入る30分前にチキンとナッツを食べました。これで低血糖にならずに眠れる要になるかもしれない、という期待は裏切られ続け、毎晩午前2時から午前4時まで完全に目が覚めている状態が数年間続きました。

 

その後しばらくして、デトックスを始めたのですが、すると、不眠のタイプが変化し、ほぼ2時間おきに起きてしまうという状態で、きわめて浅い睡眠になりました。朝が近づくにつれ、半分起きて半分寝ているような感じです。

そして、夜中に腕や脚が痙攣するようになり、時にはお尻の筋肉も痙攣することがあり、自分で驚いて目を覚ましてしまうことが増えました。ドクターによると、これもデトックスの反応の一部であると言うことでした。

 

回復をかなり実感している今でも、まだ思うように眠れない夜があります。7~8時間、深くぐっすりと眠りたいと心から思いますが、それができないのは神経伝達物質のバランスがまだとれていないからだとわかりました。

神経伝達物質のバランスがとれれば、よく眠れるようになると、ドクターからも言われました。

そしてそれは、副腎が回復したときに起こるのだそうです。

これが鍵で、副腎が最適なレベルまで回復すれば、体内システムのすべてのバランスが再び取れるようになるということです。

 

このブログを読んで下さっている皆さんも眠れない夜が続く原因は何だろうとお悩みだと思います。というわけで、今回は僕自身が副腎疲労からの回復の過程で経験した3つの不眠の原因をお話ししました。

皆さんもきっと同じような経験をしていると思います。

参考にして見て下さい。