あーーー、やっとです。
ついに“正式に”「副腎疲労ではありません!」と言える日が来ました。
100%抜け出しました。
この日が本当に来たことを検査で確認しました。
とても嬉しくてほっとした気持ちが半分、あとの半分は、ただ前に進んで人生を取り戻し、遅れた分早く追いついて、そのまま今度は止まらずにひたすら前だけに進みたいという気持ちです。
副腎疲労を克服できた時、どんな気持ちになるかな、そしてその気持ちをどのように表現できるかなと考えていました。ここに書き記したいと思います。
心の中は、長く厳しい戦いから帰ってきたという感じです。信じられないほど過酷で、お金のかかる闘いでした。
今、正直に自分の気持ちを吐き出しても許されるなら、こう言いたいです。
僕の主治医であったドクターも、あちこちの不調を診てもらった何人もの医師も、体の中で実際に起きている事をもっと知っていれば、この戦いはずっと早く、容易に終えられただろうと感じています。
対症療法の西洋医学は言うまでもなく、残念なことに機能性医学の医師達であっても、最終的にはこの病気を完全に治療することはできませんでした。
年月が経つにつれ、副腎疲労をめぐる状況は少しずつ変わって来ました。僕が最初に不調を訴えた頃、副腎疲労症候群という言葉は今のようにネット検索してすぐ表示されるような状況ではありませんでした。
自分の体がどんどんおかしくなっているのに、どの病院でどんな検査を受けても異常が見つからない。原因も問題もわからないまま1年、2年と過ぎ、「精神的なものでしょう」という医師の言葉も聞き飽きました。
やっとハワイで副腎疲労と診断され、治療をはじめて8年以上、その間に日本でも副腎疲労症候群と診断される人が増えていき、専門医と呼ばれる医師や、サプリメントなど治療の選択肢も増えてきました。
しかし、治療法が固定化されていて、もちろんそれでもある程度効果はありますが、この病気がいかに個々の体に応じた対応が必要かを実感している今、専門医のアドバイスがあまりにも画一的であることに驚きさえ覚えます。結局、患者はいつまでもダラダラと同じ治療を続け、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、自力でいろいろと調べて対処しなければならないのが現実です。
僕がドクターから80%まで戻せると言われ、それでは嫌だ、絶対に100%の健康を取り戻したいと強く思い、そこから調べ始めて多くの新しい情報を得ることができました。知識も増え、新しい方法を実践した結果、今こうして完全に副腎疲労卒業と言えるところにたどりつきました。
海外の医師や栄養療法の専門家、研究者が発信する情報のお蔭です。本当に感謝しています。
彼らは世界を変えていると言っても良いくらい、人の健康、体が機能する仕組みについて、今まで考えもしなかった視点を与えてくれました。彼らのお蔭で僕は軌道を変え、今、副腎疲労の束縛から解放されました。
僕は英語が母国語なので、英語で発信されている多くの質の高い専門家の情報に接することができます。日本語で調べていては恐らく見つからない貴重な情報だと思います。これについては、僕はとてもラッキーだと言えます。
日本の副腎疲労患者にとっての大きな問題のひとつは、知識と経験豊富な医師を見つけ、最適な治療を受けることが難しいということです。この悩みは、僕達のコミュニティでもいつも話題に上がる問題です。
日本の専門医が教科書としている治療法は、軽度の副腎疲労であれば十分効果があるかもしれませんが、僕のように重症で10年近く苦しんでいる者にとっては、良く見積もっても十分とは言えず、最悪の場合、一生回復できず、時間とお金、人生そのものを棒に振ってしまうような悲劇的な事にもなりかねません。
日本のそんな状況が分かるからこそ、副腎疲労や疲労に関連する病気に苦しんでいる方のために、僕が橋渡しの役割を果たせたらと思っています。来る日も来る日もリサーチに明け暮れ、海外から発信される様々な情報から、何が有効で、何が有効でないかを見つけることができたと信じています。
まだもう少し体のクリーンアップというか、チューンアップしなければならない部分がありますので、引き続きその努力は続けていきます。
最近のブログ記事は、コミュニティメンバー限定ではありますが、以前よりずっと専門的でやや難しい内容になってきています。それは、本気でこの病気を治したいと思っているメンバーの皆さんだからこそ、本当に必要な情報を詳しくお伝えしたいと思っているからです。
今後もさらに難しい内容となっていくかもしれませんが、僕が100%回復できた方法をなんとしても理解してもらいたいと強く思っています。
そして今後は、ブログ投稿は少なくなるかもしれませんが、これまでよりコミュニティでの情報提供や、1人ではどんどん底なしの渦の中に入り込んでしまうこのややこしい病気と闘っているメンバーさん一人一人の疑問や悩みに少しでも光を当てられるように、力を注いで行けたらと思っています。
今回の記事を読んで、もし一緒に回復の道を歩いていきたいと思われた方は、ぜひご参加下さい。
僕はここまで来ました!
やり遂げました!
あなたもできるはずです!
あ、そうそう。このブログの副題「副腎疲労との終わりなき戦い」は修正しなければなりませんね。
「副腎疲労との戦いに終わりが来た!」(笑)