痔が治らない…これも副腎疲労

副腎疲労症候群になると、頭から足まで体のありとあらゆる場所が不調を来たし、体が普通に機能しなくなってしまうため、人間が普通にできるはずの恒常性を保つことができなくなります。

そんな不調と長期に渡って付き合わなければならないのに、さらにその上になにかが起きた時にはもう勘弁してよ!と言いたくなります。花粉症とか、虫歯など、日常生活の中でよくあることが、副腎疲労患者にとってはそれはもう一大事になってしまいます。

症状が何倍もひどくなり、治療や回復に異常に時間がかかります。

「痔」もそうです。

hemorrhoid

3週間程前に、トイレでちょっと硬いうんちと格闘していて、ピリッと痛みが走りました。

切れ痔になってしまったのです。

それ以来、トイレで大をするたびに、その切れたところがくっつきかけてはまた開く、という繰り返しでいつまでたっても治らず、かれこれ3週間になってしまいました。

もちろん、生まれて初めて痔になったわけではありません。これまでに何度か同じような経験はありますが、2~3日で良くなっていました。体が元気だった時には・・・。

でも副腎疲労になると、免疫システムが弱っているので、感染しやすくなり、さらには体が自然に治癒する力も弱っているので、いつまでたっても治らないのです。

ドリーに痔の薬を頼んで、早速患部に塗ってみたのですが、1週間使っても良くなるどころかますます悪化しているような感じで、思い切って病院に行くことにしました。痔を見てもらうなんて、できれば避けたいですよね。でもそんなことを言っていられるような状態ではなくなってしまい、しぶしぶ向かいました。

クリニックの受付で「今日はどうしましたか?」と聞かれ、「痔です」と言ったのですが、声が小さすぎて聞こえなかったようで「はい?なんですか?」と聞き返され、「痔、おしりが痛いです」と思いっきりはっきりと言うと、今度は受付の女性がなぜか小声になり「あ~。わかりました。お待ちください」とささやくように言われました。

診察室に入ると、予想通り下半身すっぽんぽんでお医者さんに見て頂きました。なんか、申し訳ない気持ちになるのがちょっと変ですよね。

doctor

2種類の薬を出してくれました。最初の1週間はステロイドの塗り薬、2週間目は抗生物質です。

最初の1週間が過ぎました。朝と夕2回、きっちり薬を塗りましたが、まったく良くならず、2週目に突入し、抗生物質に切り替えたところです。

切れ痔がなかなか良くならない原因の一つは、自分でもわかっているのですが、今、グルタチオンを増やして肝臓の解毒をスピードアップさせている所で、一日に4~5回排便があるのです。

それで、切り口がなかなかくっつかず、これが回復が長引いている理由でもあります。

トイレに行くのをちょっとためらってしまうのですが、我慢すると解毒に良くないのと、ますます便が固くなってしまい、悪循環でしかありません。

これほど痔に長く悩まされるとは・・・これも副腎疲労の負の産物!