Happy New Year to everyone!
あけましておめでとうございます!
今年も僕の副腎疲労との闘いと治療の経験談が、皆さんのお役に立てるよう、書いていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
さて、副腎疲労人にとっては、大みそかも元日もなにも特別な事はありません。
御屠蘇を飲めるわけでもなく、お雑煮を食べるわけでもなく、夜更かしして除夜の鐘を聞くわけでもなく、とにかく医師に言われた通りのエクササイズの日課をこなし、回復に良い食事を一日6回取り、いつも通り夜9時には寝る。ただひたすら回復に向けた生活を粛々と送るのみです。
今朝も、ドリーが小さな重箱に自分のために作ったおせち料理を食べている横で、いつもと変わらずグルテンフリーの自家製パンにアーモンドバターをぬって食べ、いくつものサプリメントを正確に測って飲み、その後ヨガと腕立て伏せをし、何ら変わらぬ一日が始まりました。
2019年11月下旬に、一気にアクセルを踏み込むためにサプリメントを増量しました。アシュワガンダとホーリーバジルが含まれているサプリです。
このサプリメントについては、今のドクターの治療を受け始めた初期の頃から説明を受けていたサプリメントで、彼がいつも「big gun:ビッグガン(でっかい一発)」と呼んでいました。
このサプリは2年前の2017年の夏頃にとり始めたのですが、その時はたったの小さじ1/4の量でした。小さじ1/4なんて量をちゃんと量ることも簡単ではありませんでした。これを1年以上続けました。その後、少しずつ増やして最近は小さじ1杯になっていました。
そしてそこからいきなり3倍の小さじ3杯に増やしました。そのサプリは味が強烈にまずく、最初の数日間は飲み込むのに苦労しましたが、今では慣れました。
サプリを増やすと同時に、ドクターの指示で一日置きに腕立て伏せを40回やります。そうすることで、回復を一気に後押しするのです。40回やり遂げた時には、本当に何とも言えない達成感でした。
ドクターの治療を受け始めたのが2016年の夏頃でした。しかし治療は全然順調に進まず、回復に向かうどころか、後退してしまうような状態で、その1年後には体調が悪い方に進み、最悪の状態に落ち込んでしまいました。
最初にドクターに会った時よりもさらに悪くなっていたのです。
そのころ、僕は腕立て伏せなど1回もできませんでした。ドクターに聞かれて「そんなこと、まったくできません。歯ブラシを持つことすらしんどいんです」と言った事を覚えています。
腕時計が重く感じたほど弱っていたのです。人間としてどん底でした。
だから今、40回の腕立て伏せができるというのは、ものすごいことなのです!
ヨガも、最初はほんの20分程度の簡単で軽いものしかできませんでしたが、徐々に難易度と時間を上げ、 今は60分のプログラムです。
体は着実に回復してきています。力も取り戻しつつあります。気分は明らかに良くなり、視界も広がり、頭の回転も速くなりました。
しかしヨガをしながら感じるのは不安定感です。まだ内部的に普通の安定感が完全に取り戻せていません。
このまま前進を続け、今年の夏にはきっとよい報告ができるように、頑張ります。
2020年が治癒と回復の年になることを楽しみにしています。