友人の一人から、1通のメールとビデオが添付されて届きました。この友人は僕が副腎疲労になってしまったことを知っていて、このビデオを送ってくれたのでした。タイトルは“グラウンディング”とあります。早速見てみました。
何年か前に同じようなビデオを、見たことがあったな…と思い出していました。グラウンディングとは、地面のグラウンドから来ている言葉で、素足で大地に立つ、という事です。アーシングとも言われ、冷蔵庫やエアコンなどをアースでつなぐ、のと同じ意味です。素足で大地に立つことで、大地から人体に電子が供給され、様々な良い影響を与えてくれると言われています。科学面、医学面から、グラウンディングの研究も行われているそうです。
ビデオを見終わって、ふと思いました。やってみて損はないと。ちょっとやってみる、と言って出かけようとした僕に、ドリーが「え、今から?」と聞いたのも無理はありません。真冬の12月の夜8時頃でした。自宅の前のちょっとした庭というか、植え込みのような所に、靴と靴下を脱いで両足で立ちました。うーー、凍えるほど寒かったですが、ほんの数分で何とも言えない気分になったのです。ちょっとびっくりするほど、なんか気持ち良かったんです。
翌日、もう少しリサーチしてみました。すると、医学誌にその効果が発表されていたり、いろいろな研究結果が発表されていることを知りました。早速、ドクターAにも聞いてみると、「すごく良い事、エクセレント」という返事で、実はドクターも自身のAFSの改善のためにグラウンディングしていた、と言うのです。
グラウンディングは、体の炎症や痛みを和らげたり、睡眠の質を上げたり、コルチゾールのバランスも良くする効果が認められていると、ドクターは説明していました。また心拍数を落ち着かせ、交感神経から副交感神経の働きを促すなど、自律神経も整えてくれるそうです。
僕にも、短い時間でもいいので、できたら毎日やるようにと言いました。「なんだ、それならもっと早く言ってよ」と本気で思いました。それ以来、雨の日以外はほぼやるようにしています。時間は20分~30分程度。天気がよくて暖かい季節には、1時間位やっていることもあります。
僕たちは、ゴム底の靴を履くことが多いですよね。ゴムは絶縁体だから、地球の大地からの電子をそこで切り離してしまっているんですね。でも革底の靴なら大丈夫なんだそうです。また、コンクリートは大地と同じでグラウンディングの効果はあるそうですが、アスファルトは大地との接触はできないということです。あと、理由はわかりませんが、ドクターが言うには、雨が降った次の日が、より効果的なんだそうです。僕も、まだちょっと湿った草の上に素足で立つ快感を味わいながら、きょうもやっています。