気がついたら、奥歯を思いっきり食いしばっていること、ないですか?
夜ふと目が覚めたら、歯ぎしりで顎が疲れていること、ないですか?
3年程前(副腎疲労重症のど真ん中の頃)、歯医者で「歯ぎしりで奥歯がすり減ってしまっている」「力が入りすぎて奥歯にヒビが入っている」と言われ、治療しました。
その時に、夜寝る時に着けるマウスピースを作ってもらったのですが、それをつけていてもやっぱり歯ぎしりをしていて、マウスピースの奥歯の部分を噛みちぎってしまったほどです。
人はストレスや不安を抱えている時、無意識に食いしばったり、歯ぎしりをしたりすることが多いのです。昼間、起きている時であろうと、夜眠っている時であろうと、食いしばりも歯ぎしりも悪影響を与えてしまいます。
ドクターによると、歯ぎしりや食いしばりによる影響は、頭痛、顎の痛み、首こり、不眠などがあり、そしてもちろん歯へのダメージもあります。
眠っている時の歯ぎしりは、自分で思っているよりずっと強い力がかかっていて、それで疲れやだるさを感じて目を覚ましてしまうのです。
時々、夜中に目を覚ましてしまうと、まず自分で確認するのは歯を食いしばっていなかどうかです。
もし食いしばっていたら、口をほぐして顎を下げ、上下の奥歯の間隔をあけるように口を開けます。そうすると、早く睡眠に戻れます。
皆さんも、ちょっと気にしてみて下さい。仕事をしている時や、テレビを見ている時にも、無意識に歯を食いしばっていることがあります。また朝起きた時に、顎や首がこっていたり、疲れているような時には歯ぎしりをしている可能性があります。
一度、歯医者で診てもらい、必要ならマウスピースを作ってもらうと良いと思います。今では、マウスピースをつけないと眠れません。
副腎疲労の治療を始めて以来、日課としてヨガをやっていますが、毎セッションの最後は「死体のポーズ」です。
そこで必ず「顎の力をぬいて~」とナレーションが入っています。それで、いつも顎をゆったりさせて、口を自然とぽかんと空けていると、副交感神経が働いてリラックスできます。
それがだんだん習慣になり、何をしていても口に力が入って緊張していることに気づくと、顎をリラックスさせています。
皆さんもやってみて下さい。