視界が開けた日

あまり良く眠れなかったなあ、という日も、なぜか理由はわからないのですが、体調は悪くありません。

朝、目が覚めるのが怖かった日々から、目が覚めて「さあ、今日はどんな調子かな」と自分を試すのがちょっと楽しみな日々になってきました。

きのうは夜9時にベッドに入ったものの、10時半ごろまで寝付けず、その後3時にトイレで目が覚め4時までまだ眠れず、5時半には起床したので、6時間位の睡眠ですが、起きたらすぐエネルギーも活動し始め、以前のようなゾンビ的な朝ではありません。

sunrise
ドリーが起きてくるまで、毎日英語ニュースを見ているのですが、内容がきちんと理解できます。

変に聞こえると思いますが、以前は頭にいつもモヤが掛かっていて、脳が情報をきちんとプロセスしていなかったのです。

英語なのに。集中できない、聞いたことや見たことがそのまま入って来ない、寝ぼけているような状態だったのです。

現在の僕のエネルギーは、本来の80%くらいまで戻ってきたかな、という感じがしています。

2年前の今頃は、いや、去年の今頃も、10%くらいしかエネルギーが残っていなかったと思います。

自分の体に力が戻ってくると、自分がやっていることにちゃんと意思が働いていると思えるのです。自分の行きたい方向に足を動かして歩く、という当たり前のことが、自分の意思でコントロールできている。

本当につかみどころのない話に聞こえますよね。自分の脳が指令を出して、体が指令通りに動くとはこういうことなんですね。

brain

夕食は、ドリーと相談した結果、我が家恒例の〝インディアンカレーと寿司″の日となりました。

カレーに使われるスパイスは、どれも副腎疲労の回復に効果ありとドクターからも勧められています。ドリーと一緒に週に一度はインドカレーレストランに足を運びますが、僕は週2回でも3回でも食べたいので、テイクアウトして家で食べることもしばしばあります。

カレー屋さんまで車で15分程ですが、運転していて以前と明らかに違うことに気づきました。距離感です。

日本の片側1車線の細い道路で、大きなトラックやバスとすれ違う時や、すぐ横の歩道を人が横並びで歩いている時など、自分の車との感覚、距離感がつかみにくくなっていました。

driving

車の運転には自信があった僕ですが、副腎疲労の症状が出始めてから、視野や見え方にちょっと違和感があって、(視力検査は何の問題もなく、相変わらず左右2.0です)特に距離感を前よりつかみにくいなと感じるようになっていました。

助手席のドリーは「まだまだ余裕あるよ、通れるよ」と言ってくれますが、僕がちょっと不安だったり、自信がないので、その場に止まって相手が通り抜けるのを待つことのほうが多くなっていました。

それがきょうは、完全に距離感をつかみ、何の不安もなく運転できました。ここ1か月ほどで視界も元に戻ってきています。

curry

お寿司を食べているドリーが、カレーのいい香りにつられて「私もカレーにすればよかった…」と。「だから言ったじゃん」。