副腎疲労の回復のしかた

ドクターAは「どこかの時点で、体は正常に戻るんです」と言います。副腎疲労のアドバンスステージにあった患者のほとんどが、ある時突然、元に戻ると言います。中には、徐々に徐々に症状が軽くなって、良くなっていく人もいるようですが、多くの場合、様々な不調や症状が、いきなり良くなる、ということなんです。

ひょっとしたら、それが起こったかもしれません。ここ2~3日の間に…。

switchon

ビタミンC(アスコルビン酸ではないビタミンC)の摂取量を増やしたとたんに、大きな変化が起きました。

ドクターAはいつも、どんなサプリについても同じように、最初はとても少ない量からはじめ、一定期間をおいて増やしていきます。ビタミンCも最初は本当に少ない量で6週間継続。まずは“呼び水を差す”のだそうです。ほんの少し飲んだだけで、僕はすでに体が安定した感じになりました。

前回の電話カウンセリングでそう言うと、ドクターは、飲む量を増やしてそれを3週間継続するように、と言いました。

量を増やしたその日、1日目で僕はすぐに違いを感じました。これ、本当なんです。活力が戻ってきて、頭がクリアになって、活動するエネルギーと力が出てきました。3Kgのウエイトを上げた時に、はっきりとわかりました。重い(たった3Kgでも)と感じていたのに、この日、軽いと初めて感じたんです。そうです。3Kgは軽いはずなんです。

battery

ドクターが言った「ビタミンCはジャンプスタートですよ」という言葉を思い出しました。バッテリーが上がってしまった車にブースターケーブルをつないだら、ブルンとエンジンがかかりますね。そんな感じです。

「このビタミンCは心臓にもとても良いですから」と、とても嬉しそうに、またちょっと誇らしげに言っていました。「言ったでしょう、ここからすぐに良くなりますよって」

ビタミンC増量2日目も、僕は朝起きると同時にすでにエネルギーが感じられ、頭もすっきりしていました。ヨガをやって、最後までスタミナが切れることなく、一日中元気に過ごせました。

今日は5日目、ウエイトリフティングをして、いつもと同じ道だけどウオーキングし、足にもしっかりと力が入って、以前のように引きずって歩いているような感覚はなくなりました。

お店の人と日本語で会話しましたが、言葉や理解度も問題ありませんでした。きょうは、PCで仕事をはじめたら、気づかないうちに数時間たっていました。

夜、このブログを書いていますが、まだエネルギーは満タンだし、頭もちゃんと動いていて、次から次に言葉が出てきます。久々に感じる“普通”の感覚です。

ドクターの言うように、ある日突然やって来るあの日が来たのかな…?

eye

ビタミンCを増量してから、一つ気になりはじめたことは、まぶたがピクピクするようになったことです。左側だけですが、しょっちゅうピクピクなっています。

ドクターに質問してみました。回答は、「体が副交感神経の支配モードから交感神経の支配モードに変わっている時に起きる現象だそうです。

つまり、僕の体はリラックス休息モードから、活動モードに移ろうとしている。左目のピクピクは、モード転換のバロメーターなんです。

「ピクピクが起きた時、何かストレスを感じていたか、または活動中だったか」と聞かれ、その日は体も動かして、仕事量もいつもより多かったと答えました。

argue

もう一つ、最近気づいたことは、議論したり、口論したりできる気がしてきたこと。変に聞こえるかもしれませんが、疲労しきっている時っていうのは、人と話したくない、というか話す気力が出ません。

ましてや主張したり、意見を戦わすことなど、まったくやりたくもなかったのですが、最近、それがまたできそうな感じがしてきました。もちろん、僕としては大歓迎です。それでこそ、僕ですから。

「ビタミンCが脳に到達したんですよ」とドクターが言ったのです。僕の脳は、長い間ビタミンCが行ってなかったのか…。脳が働く、とはこういうことか、と恥ずかしながら久しぶりに実感したのでした。