自分の足が戻る

最近、改善してきていることのうち、特に明らかな前進と言えば、足です。夜中に起きて、トイレに行く時に気づきました。

杖をついてよろよろと歩く老人をちょっと想像してみて下さい。僕は、ずーっとそんな感じだったんです。実際によろよろと歩いているわけでなく、僕がそう感じるわけで、ドリーにも何度も僕はちゃんと普通に歩いているかどうかを聞きました。そのたびに、「まったく普通にまっすぐ歩いている、前より遅いけど、足は普通に前に出ているし、フラフラもしていない」と言いました。でも、絶対に僕の足は変でした。100歳くらいの年寄になってしまったような、そんな弱々しさとぎこちなさを、自分の足に感じていたんです。関節がギシギシして、まったくコラーゲンがないかのように動きがわるく、スムーズではありません。チンパンジーが歩く時、体を左右に揺さぶりながら歩きますよね。僕も、自分がそんな感じでフガフガ歩いているように感じてしかたなかったんです。もしそんな風に歩いていたら、格好悪くて恥ずかしくなりますよね。だから何度もドリーに確かめていたんです。

cane

新たにビタミンCを飲み始めた2カ月程前頃から、足に変化を感じるようになったんです。普通の感覚に近づいてきたように思います。夜、ベッドから起き上がってトイレに行くまで、ほんの数十歩のことなのですが、ちゃんと歩いている、足の裏でちゃんと床を踏みしめながら、足首やひざ、股関節がスムーズに歩いている、と感じることができたんです。サルみたいになっていない、まっすぐ歩いていると自信をもって言えます。コラーゲンが関節部分に戻ってきたのでしょうか。それともなにか別の効果が現れているのでしょうか。

僕の自宅リビングでの指定席は、リクライニングの一人掛け用ソファ。オットマンに足を乗せて2~3時間座っていて、立ち上がろうとすると、その姿は、子供の頃僕が見ていたおじいさんとまったく同じ。なかなかソファから立ち上がれず、よたよたして、自分の足がちゃんと僕の体重を支えられるのかと心配になるような感じでした。

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それも今はまったく感じなくなり、日を追うごとによくなってきていると思えます。やっと、自分の意思と足の動きが一致した、と言えます。こんな小さな変化でも、本当に嬉しく思えるのです。