2020年、副腎疲労を振り返る

2020年、今年もあと数えること2日となりました。速かった、今年は特に速かったですね。

去年の12月最後のブログを読んでみました。「決してあきらめるな!」「独りぼっちじゃない、一緒に戦っている仲間がいるよ」という内容のブログでした。そして本当にそんな年でした。

 決してあきらめませんでした。その結果、実りの多い1年になりました。去年の今頃、僕はまだ副腎疲労ステージ3の重度の段階にいました。

回復基調にある実感はありましたが、それでもまだまだ体調は不安定で、できる事よりできない事が圧倒的に多く、普通の50代の男としてはまったく使えない状態でした。

そんな状況だから、自分がやるべき事、できる事だけはちゃんとやろうと思っていました。それはなにか。ドクターの指示に従って、食べるもの、飲むもの、運動を厳格に守り、サプリメントを決められた通りにきちんと飲み、ストレスをできる限り減らす。自分にできるこれだけのことをちゃんとやらずに、いつまでも調子が悪い、疲れがとれない、体がだるいと言っているわけにはいかないのです。

ちゃんとやった結果、恐ろしく無力だったステージ3からステージ2にようやく1段階進むことができました。今年の初秋のことです。

だから今年も最後にもう一度言いたいのです。

「決してあきらめないで下さい。希望の光はこの先にあります」

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もう一つ、言っておかなければならない事。

それは「副腎疲労の治療にはものすごく長い時間が必要です」

特に重度の場合は、月単位ではなく、年単位になります。

そして、この険しい冒険にはガイドが必要です。それは言うまでもなく医師のことです。副腎疲労がどんなもので、患者がどんな思いをしているか、どんな不調に悩まされているかを知っていて、患者を助ける方法を知っている治療実績がある医師です。ガイド無しで一人で進んでいくには、この道はあまりにも厳しく、何度も転がり落ちたり、道に迷ってしまったりして、多くの人が途中で断念してしまうのです。

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ブログをはじめてから2年になりますが、今年は多くの人から質問やご相談を頂きました。

僕は医者ではないので、専門的な事は言えませんが、僕自身が通って来た道で学んだことからわかることはできる限りお伝えしたいと思っています。

自分がそうだったことを考えると、この病気はあまりにも複雑で、人にきちんと説明することも難しく、時にはもういいや!と相談するのが面倒くさくなったりするのですが、経験者に話を聞いてもらうだけでもとても癒されるのです。

大げさに言っているわけではなく、本当にもうダメなのかもしれないと思った事が何度かありました。

最悪の状態のさらにどん底にいた僕ですが、今、すべての苦労が報われ始めたように感じています。1年前の自分には絶対にできなかったことが、できるようになっている自分を俯瞰で見ているような、そんな感慨深いものがあります。

ドクターがいつも言う事ですが、副腎疲労から回復する最良で唯一の方法は、自然なアプローチで体を元に戻すことです。消耗し、枯渇してしまった体に、食べ物とサプリメントを通して、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、電解質、その他体が必要とするものをゆっくりと注意深く戻し、自分の体力に合った運動を組み合わせ、副腎を助けてあげることで、体は癒され回復し始めるのです。

これまで何年もの間、決して手にすることはできないと思っていた結果をようやく、本当にやっとのことで掴むことができて、超嬉しく思っていますが、まだこの戦いは終わっていません。

だからこそ、あらためて再チャージし、この変な病から完全に回復するまで粘り強く続けていきます。

皆さんにも同じことを望んでいます。

僕には、今あなたが経験していることがわかります。

Trust me!

でもトンネルの終わりには光があります。

今年のブログ納めです。

また来年、お会いしましょう!

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Happy Holidays, Merry Christmas and a Happy New Year!

L and D

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