ドクターも驚いた回復ぶり

久しぶりのドクターとのカウンセリングがありました。

数カ月ぶりです。

前回のカウンセリングの後、体調がどうだったかを話し、僕が「今は週7日仕事をして、生活の質も大幅に改善した」と言うと、ドクターの口から「remarkable(驚くべき事)」という言葉が出ました。

副腎疲労の重度と診断された人で、僕と同年代の人のほとんどは、ここまで回復することはとても難しいそうです。若い人であれば、重症からでもおおむね回復できるのですが、中年以降の場合はほぼ無理だと言うのです。

僕はとても稀なケースだと、ドクターも嬉しい驚きのようでした。

この日は、ドクターに聞きたいことがいくつかあったので、事前にまとめておきました。

・サプリメント

・旅行

・エクササイズ

・飲酒

・ファスティング

 

サプリメント:

これまで長期に渡って続けてきたデトックス。なんと2年半以上になります。体調がかなり良くなった事で、デトックスのために摂り続けてきたメインのサプリメントを減らす、あるいはストップしてもいいか尋ねてみました。回答は「YES」。少なくとも3ヶ月はストップしてみても良いと言われました。

また、通常飲んでいる基本のサプリメントについても、減らし始めてもいいと言われました。今は1日ごとにサプリを飲む日と休みの日を交互にやっていますが、これを少しずつ減らしていってみようと思います。

 

旅行:

もう5年以上、日本から出ていません。コロナになって海外旅行できなくなったためではなく、僕の体調が許さなかったからです。母国にも帰っていないし、母親にも会えていません。

思い切ってドクターに聞いてみました。

嬉しいことに“青信号”を出してくれました。「帰っても大丈夫でしょう」ではなく、むしろ「帰ることを勧めます。故郷に帰ることは、あなたのためになりますよ」と言ってくれたのです。その言葉を聞いて感激しました。母国にも帰りたいし、またドリーと世界を旅したいと本当に思います。

エクササイズ:

このところ、運動をしていてとても気分が良く、運動後も、あるいは翌日もまったく問題ないという話をしました。副腎疲労では通常、ヨガや軽いウェイトトレーニングなどをすると、その後4時間ほど体を落ち着かせる必要があります。4時間ほど経った時に、クラッシュや重い疲労感を感じなければ、副腎が回復し適切に機能していることを意味します。今の僕はまったく問題ありません。

そこで、ドクターは「ジムに行って大丈夫でしょう。一日に複数の体の部位をトレーニングしても大丈夫です。ただ、一つの部位にあまり時間をかけず(例えば、上腕二頭筋を30分間など)、他のエクササイズを行い、体がどう感じるかを見るように」と言いました。

また、有酸素運動を始めることも勧められました。もちろん、いきなりランニングは無理ですので、階段を早足で上がったり下りたりするというようなことからゆっくり始めて、少しずつレベルを上げていきます。早速、自宅マンションの階段で初めて見ようと思います。

 

飲酒:

ビールは飲み始めてもいいが、体の反応を注意して見ないといけないと言われました。

カフェインも、体の反応を見ながら試してみても良いと言われましたが、コーヒーより緑茶を勧められました。

これについては、無理に試してみる必要はまだないように思います。今後も体が回復を続け、「飲みたいなー」と思うようになったら試してみようと思います。お酒や刺激物を飲んでも体が大丈夫なのか、これは試行錯誤しながらやっていくしかないのです。

ファスティング:

一日2食(朝食抜き、昼食12時、夕食18時)をやり始めてもう2年になります。始めた当初は心配していた血糖値も気になりませんし、体もスリムに保っていて、このプチ断食は結構気に入っています。

ただ、たまに、夕食が午後6時より遅くなった時に、体が少し反応し始めることがあります。

外食すると、時々お店が混んでいて待たなければならないことがあったりして、15分、20分と過ぎていくとなんだかソワソワしてきて、「何か食べないとやばいぞ」という感じになります。昼食で炭水化物を食べないようにしているのと、量もちょっと少ないからかもしれません。ちょっとしたケトンダイエットのようなことをしています。このプチ断食については、ドクターからは「体にとても良いから、当分続けるように」と言われました。

 

この日の30分のカウンセリングは、ドクターといろいろな話ができてとても良い時間でした。

最後にもう一度、ドクターが「you are doing excellent(本当に素晴らしいですよ)」"と言ってくれました。

まるで信じられない、と言うような声で。