PM2.5に急襲された2~3か月後の春、呼吸が普通じゃない事に気づき始めました。肺いっぱいに息を吸えていない感じです。胸にも何か重しが乗っかっているような、胸の筋肉がちょっと痛いような感じがしていました。1か月ほど様子を見ていましたが、良くなる兆しがなく、毎日朝起きると、きょうは普通に息しているかな?と確かめるような日々。
普通、息なんて意識して吸ったり吐いたりするものじゃないですよね。仕事や作業をしながら、息は無意識に勝手にやっているもの。でも僕は「吸うぞー」「今、吸ってるぞー」と意識して吸い、「今度は吐くぞー」「吐ききるぞー」と意識して吐くような具合で、これはおかしいと思い、近所の内科・呼吸器科に行きました。
問診、聴診器で音を聞いたりした後、肺のレントゲン、思いっきり息を吸って吐く検査など一通り診察して、「特に問題はないですね…COPDという可能性もありますが、たばこも吸わないんですよね…レントゲンもきれいですし…そういう感じではないんですよ…」となんだかはっきりしない。「COPD?なんですかそれは?」と聞きましたが、明確な説明はなく、正直に言うと、特に問題も見つからないし、こんな病気もありますよー、でも今はそういう感じでもありません…という軽い感じで言っちゃった、というのが本当のところじゃないかな。
あのねー、体調が悪い人は、お医者さんのどんな言葉も、結構真剣に捉えて、「えっ?何?」と不安になるんですよ。だからそうじゃないなら、そんな病名出さないでー、と本当に思っちゃいますよ。
結局、呼吸器や肺そのものの問題も見つからず、僕が処方してもらったのは、筋肉の痛みを和らげる塗り薬。肩こりや筋肉痛に塗るようなタイプのもの。なんかそういうんじゃないんだけどなーと思いながらも、まあ、深刻な病気ではなかったことに安堵して帰宅したのを覚えています。
家に帰って、早速COPDで検索!慢性閉塞性肺疾患(COPD :chronic obstructive pulmonary disease)というもので、肺気腫や慢性気管支炎といった閉塞性の肺疾患の総称だったんだね。閉塞性換気障害、つまり息を吐く時に肺の中の気流制限が起こる病気で、以前は、肺気腫と慢性気管支炎というようにそれぞれ別の疾患として扱われていましたが、どちらも閉塞性換気障害を伴うことから、COPDとして統一されるようになったそうな。
話は変わるけど、最近こういうの多くない?以前の病名が変わって、今はこう言うんですよ、って言うの。慢性気管支炎と言った方がずっと分かり易いのに、COPDとか新名称で言うから、ピンと来ないし、なんか新たに見つかった深刻な病気なのか、と不安にさせる。なんだかな~。
とにかく、副腎疲労だとわかるまでに、こんな感じで、なにか変な症状が出る度に、病院やクリニックで検査し、問題はない、という繰り返しが続くのです。