今日は、血糖値についてお話ししたいと思います。
9月に、ドクターに言われて、食事と軽食の間の時間を20%延長しました。それまでは3度の食事のあと2時間たったところで軽食を取っていましたが、それを2時間20分に伸ばしました。
最初の1週間は少し大変でした。 特に午前中の軽食からランチまでの2時間20分がつらく、空腹を覚えると目眩がして気持ちも落ち着かず不安になってしまうような感じでした。血糖値が下がってしまうとこのような症状が出ます。
午後の軽食から夕食までもやや長く感じられました。 副腎疲労重症の人は、午後5時から午後5時30分までに食事をしなければなりません。そうしないと、血糖値が暴れ出すのです。
たったの20分遅らせるだけなのに、血糖値が落ち着かない感じが出はじめると、ちょっと緊張してしまい、気持ちが不安になってしまいます。
それも、日が経つごとにずっと楽になってきました。
血糖値が大暴れしなくなってきて、体がうまく対処できるようになって来たようです。
ランチから午後の軽食まで、2時間半あけても問題なく過ごせるようになりました。ある日は、軽食を食べることを完全に忘れていました。ドリーに「おやつ食べた?」と聞かれて「あー忘れてた!」と感じでした。
体が軽食を欲していなかったのが、自分にとっては驚きでした。
こんな小さなことでも副腎疲労を長く患った人にとっては、ちょっとした勝利だと感じられ、達成感に包まれます。自分は確実に改善していると自信が持てるのです。
と思ったら、いきなり翌日にはランチまでの2時間20分が待てず、なんだかそわそわし始め、頭もちょっとくらっとしてしまい、2時間で食べてしまった事もあります。
まだ自分の身体は回復に向けた道を行ったり来たりしているという事なのです。
ちょっと改善してまたすぐ後戻りするような事は今までにも何度もあって、その度に落ち込んだり、むしゃくしゃしたりしていました。自分がちゃんと正しい方向を向いているのかどうか、わからなかったからです。
しかし、今ではこうしたことすべてがプロセスの一部であるということをわかっています。このやっかいな病気は一晩では癒せません。でも必ず以前のように走り回れる日が来ることを確信できます。
血糖値の問題は、まだ僕にとってはどうも悩みの種になっています。ちょっとしたタイミングのずれでイライラしてしまったり、目眩のようにフラフラしてしまったり、なんだか主導権を握られているようで不愉快になります。人を不安にさせておいて、そのくせ何か食べれば嘘のように元に戻るのです。まったく不愉快です。
ドクターは「間もなく」軽食をとる必要がなくなると言うのですが、それがいつなのか?その時を楽しみにしています。
副腎疲労症候群がどういうものか、このブログでできる限り一つ一つの症状や、回復に向かう中で遭遇する数々の後退や失敗を書いてお伝えしようと思っているのですが、一言で言うと、これは精神的な苦闘です。
アップダウンの連続、良くなったと思ったらいきなり悪くなる、本当に心が折れます。ドクターが言うところの「副腎疲労で鬱っぽくなる」原因は、まさにこれです。あまりにも心が打ちのめされてしまい、落ち込んでしまうからです。コツコツと努力して前進してきたのに、一瞬でそれをすべてひっくり返してしまうようなことが何度も起きるのです。
心を強く持ちましょう。
しんどい事が多すぎますが、それでも闘い続けましょう。