副腎疲労症候群になると、毎日やっている当たり前のことができなくなってしまう、と何度か書きました。
きょう書くこともかなりショッキングで、こんなこともできない体になってしまったのか、と相当落ち込んでしまいました。
床に落ちているモノを拾ったり、靴の紐を結んだりするために、屈みこむという動きです。
ほんのちょっとのことなのに、この動作をすると、今までセーブしていたエネルギーを全部使い果たしてしまうような感じがしました。
小さなゴミを拾うとか、床に何かを落としてそれを拾いあげる、ただそれだけのことで、ほんの1~2秒で済むことなのに、すごく疲れて、また元のポジションに戻るのが大変なことになってしまいました。ソファに座り込んで少し休まないと、続けて何かをすることができなくなっていました。
屈むのが疲れるなら、伸びるのも疲れます。ったくもう…。朝目が覚めて起き上がる時に、無意識にやりませんか?腕や背中を伸ばすこと。ごく自然にやった普通の伸びです。無理やり延ばしたり、引っ張ったりしていません。それがダメだったんです。
朝起きたばかりだと言うのに、伸びをした直後にもう疲れてしまい、その日は一日中疲れていて、何もできませんでした。もう自分で自分の弱さが信じられませんでした。
すごく簡単なこと、日常的な小さなことのこと、無意識にやっていたことが、一つ一つできなくなっていく。
この残酷な事実を毎日突きつけられました。これはものすごいフラストレーションです。
当時は、一体なにがどうなっているのか全く分からず、ひたすらこのナンセンスでショッキングな状況を受け入れ続けなければならないのかと思うと、僕はもう落ち込む一方でした。