エッセンシャルオイルとディヒューザーを買ったのは、今から数年前です。
あの時、とにかく毎日波のように次から次へと押し寄せる大量の仕事と、頭を悩ませる問題で、僕はストレスの渦に飲み込まれていました。
仕事と問題の量に、体と頭と精神が追いつかなくなっていました。
ある日、ショッピングモールを歩いていた時に、ある店先に置かれたアロマディヒューザーからフワーとミストになって出ていたラベンダーの香りに吸い寄せられました。
その場所に立ち止まって目を閉じて、その香りに包まれていたら、なんだかとても気持ちが良くなって、そのままお店に入り、同じディヒューザーとアロマオイルを何種類か買いました。
振り返ってみると、あの時点ですでに副腎疲労は始まっていました。中程度のレベルに進んでいたと思います。
今のドクターに、アロマオイルについて聞いたのは、それからずっと後になります。
「健康な人にとっては、ほとんど気に留める必要はないが、慢性疾患のある人や体が元々弱い人は注意が必要。副腎疲労の重症の人も、同様に注意が必要だ」と言われました。
植物の有益な栄養素が丸ごと含まれているエッセンシャルオイルは濃度が高く、発酵していないハーブよりも何倍も強力です。
乾燥ハーブは、その栄養素を90%近く失ってしまうのですが、エッセンシャルオイルはそうではありません。栄養素がそのまま残っているので、効果が大きいのです。
また、エッセンシャルオイルは皮膚の表面をすばやく浸透していくのだと、ドクターに聞きました。ほとんど瞬時に血流に入るんだそうです。
さらに、血液と脳の関門も貫通し、感情や気分そして行動を制御する脳の部分にまで到達することができます。
だからこそ、不安、怒り、ストレス、その他ネガティブな感情を抱えた状態にある場合、エッセンシャルオイルによって、気分が和らぐということなのです。
ドクターの説明で興味深い話は、エッセンシャルオイルは単品で使うより、ブレンドして使った方が効果は高いということです。
ブレンドすることで相乗効果が出るのです。
高い効果のあるエッセンシャルオイルですが、副腎疲労症候群を持っている人は、注意して慎重に使う必要があります。
少量からゆっくり始めます。アロマポットやディヒューザーに垂らす量はほんの数滴で、少量と思うかもしれませんが、副腎疲労症候群で特に重症の人にとっては、数滴でも多すぎる可能性があります。
香りを嗅ぐだけでも、直接オイルに触れる場合も、強すぎた場合にはそれが副腎クラッシュを招く引き金になりかねません。
副腎疲労症候群の重症の人は、自己判断ではなく、医師の指導の下で適切に使用すれば、よい効果があるということです。
代表的なオイルとその効用です。
バジルオイル
バジルは刺激性があって興奮させる効果があります。エネルギーを与えてくれて、爽快な気分にさせ、目を覚まさせてくれます。
最大限の利益を得るには、朝夕足の裏に少量を軽くたたくと良いです。疲れがひどく、もの忘れがあるような時には、ディヒューザーを使うのが効果的。
オレガノオイル
何世紀にも渡って全身性のカンジダ治療に使われてきたそうです。ラベンダー、ティーツリーオイル、ペパーミント、そしてタイムも同様に、抗菌特性を持っているオイルです。
ゼラニウム油
このフローラルオイルは気分を安定させる効果がよく知られています。肝臓や腎臓などの多くの重要な臓器をサポートし、ホルモンの不均衡にも役立ちます。
心地良い香りで、ディヒューザーを使うのも良いですし、胃の上に直接刷り込むのも効果的です。PMSの症状にも非常に効果的です。
グレープフルーツオイル
フレッシュで香り高いグレープフルーツオイルは解毒作用があります。副腎疲労には、最も多く使われるエッセンシャルオイルの一つです。
バジルオイルと混ぜ合わせて、腎臓のすぐ上にある副腎の上をやさしくマッサージするのが良いです。
ローズマリーオイル
疲労に効果的なローズマリーです。単品でも良いし、他のオイルとブレンドして使うのにも適しています。
副腎疲労の症状の一つに筋肉痛がありますが、ローズマリーオイルを痛みのある所にマッサージすることで軽減できます。ディヒューザ―を使えば、集中力が増し、精神的疲労を撃退してくれます。
ワイルドオレンジオイル
体調が非常に悪い場合は、ワイルドオレンジのエッセンシャルオイルを嗅ぐだけですぐに体調が良くなります。 ストレスや集中力にも非常に効果的です。
なかなか寝付けない時、睡眠が浅い時、または朝目が覚めた時に疲れを感じるようなときは、このオイルをディヒューザーで拡散させます。
アンジェリカオイル
アンジェリカオイルは体の防御システムを強化します。 副腎疲労をひきおこすストレスは、免疫力を弱め、感染症にかかりやすくします。
免疫システムを強くするために、アンジェリカオイルをココナッツオイルと混合してアロマセラピーに使ったり、お風呂に数滴を垂らしてみましょう。
カモミールオイル
心を落ち着かせるオイルで、不安や疲労感を和らげ、安らかな睡眠をもたらしてくれます。
ラベンダーオイル
ラベンダーオイルはリラックス効果があり、心を落ち着かせ、癒しを与えてくれます。
副腎疲労に最も効果的です。風呂に少し垂らしたり、局所的にマッサージに使うのも効果的です。
ジャスミンオイル
副腎疲労になると、頻繁にストレス、イライラ、不安を感じます。気分の変化に早く対処することが非常に重要です。ジャスミンオイルは非常に繊細な香りで、安らいだ気分、明るい気分にしてくれます。
副腎疲労の度合いが重くなればなるほど、エッセンシャルオイルを使う時に慎重にしなければなりません。
最小限の量からゆっくりと始めて、少しずつ増やしていってください。刺激が強いなと感じたら、量を減らすか、一旦止めてください。
オイルを選ぶ時には、純粋エッセンシャルオイルにしてください。
敏感肌の方、または初めてオイルを使用する方は、アレルギー反応がないか確認するために、ほんの少し肌に少し塗ります。
皮膚に塗布する前に、これらの油をココナッツ油で希釈することもお勧めです。
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