少し前のブログで「体から毒素を排出する力が弱まっていると、毒素が再び体内を巡って、重要な器官に運ばれてしまう」ということを書きました。
重度の副腎疲労になり、体が完全に病んでしまうと、毒素を取り除くことがどれだけ大変かということがよくわかります。息をしてただ生きているだけで、それ以上のことをするエネルギーがまったく無くなってしまった体にとって、毒素をきちんと除去することに使うエネルギーなどまったく残っていません。
そんな状態から、何年もかけてゆっくりじっくりと下地を整え、少しずつ体力を取り戻し、ようやく次のステップに進む準備ができました。
つまり、MTHFRの サプリメントに一役買ってもらう下地が整いました。
先日のブログにも書きましたが、サプリメントを始めて以来、僕の体は明らかに機能し始め、エネルギーも出てきました。毒素を排除するために必要な活力も戻ってきました。「活力が出れば、毒素除去は自ら行われる」とドクターが言っていたことを思い出しました。まさに、今僕の体に起こっていることです。
そんな状況を、前回のカウンセリングでドクターに伝えました。すると予想外の返事がすかさず返ってきました。「ちょっと調子が上がり過ぎている。それは良くない」と言われ、少しスピードダウンする必要があるというのです。MTHFRのサプリメントを減らさなければならなくなりました。まず、1週間サプリの量を20％減らします。次の週は、10％元に戻します。そして3週目に、元の量に戻すのです。
20％減らした1週目、エネルギーレベルは明らかに下がってしまいました。言葉を変えれば、落ち着いたとも言えます。ただ睡眠に影響が出たのはあまり嬉しくない事でした。
そしてちょうど今、10％戻した所です。気分が良くなり、エネルギーも少し増えました。睡眠も少し改善しています。
あと数日、今の量を続けた後、次の週からまた元の量に戻ります。体がうまく処理できるかどうか、慎重を様子を見ようと思います。
本当に興味深い事なのですが、ドクターが言うことを、とても実感を持って感じることができます。ドクターの言った通りのことが、自分の体に起きているとわかるのです。奇妙でさえあります。
「活力が出れば、毒素除去は自ら行われる」まったくその通りで、体に強さがあれば、解毒機能は勝手に働き始めます。それが本当に起こっています。
さらに、体は一度にすべての毒素を取り除くことができないということも知っているようで、毎日、着実にできることを続けています。
先日ドリーに言いました。
「回復を楽しめるようになってきた。今まで長い間、まったく楽しいなんて感じられなかったけど、ようやく、今、どんどん回復している工程を楽しんでいる」と。
