ドリーは、3年程前から視界の中に小さな黒いゴミがたくさん見える飛蚊症の症状があり、その経過観察のため、4カ月に1回くらいの頻度で眼科に通っています。
今日、眼科から戻ってきて「ちょっと面白い事がわかった」と言い出しました。「瞳孔がすぐ開いてしまう…これって副腎疲労の可能性があるんだったよね」と。
あーそうだった。忘れていました。そうでした。僕がハワイで最初に副腎疲労だと診断された時、確かに瞳孔に光をあてて収縮するかどうかを見る検査をしました。
と言うわけで、今日のブログは、自宅でできる副腎疲労簡易検査について書こうと思います。3種類のチェック方法があります。
もちろん、これで副腎疲労だと確定できるようなものではありませんが、ある程度のインジケーターにはなると思います。
普段から副腎疲労の症状があって、自分で次の3つのチェックしてみて、どうも怪しいと思ったら、その後クリニックで正式にコルチゾールの検査などを受けるようにしてください。
チェック1 息をとめる
息を吸ってすぐに止め、そのまま1分以上止めていることができたら、安心してください。あなたは大丈夫です。すぐにプハーっと息をしてしまったら、副腎がちょっと弱っている可能性があります。
なぜ息をとめて副腎の状態がわかるかと言うと、肺と副腎はつながっているからだそうです。副腎が弱っていたら、それが肺にも影響して、長く息をとめていることはできないそうです。
チェック2 瞳孔の反応
懐中電灯を用意してください。鏡の前で自分の瞳を確認しながらやって下さい。ライトをあてて、瞳孔が収縮し、そのまま1~2分ずっと見ていて、瞳孔が収縮したままなら、問題ありません。
光をあてているのに、瞳孔が収縮しなかったり、収縮してもすぐに開いてしまった場合は、副腎が弱っている可能性があります。
瞳孔の反応は、光から目を守るために無意識に起こる自律神経の働きです。もし瞳孔の反応が鈍くなっていたら、それは自律神経がうまく働いていない、つまり副腎の機能も落ちている、という事です。
チェック3 急に立ち上がる
横になった姿勢から急に立ち上がってみて下さい。その時にフラッとしたり、クラクラして立ちくらみのようになったら副腎が弱っているかもしれません。
ドリーが瞳孔の話をしたので「ほらー、だから前から言っているけど、ドリーも絶対軽い副腎疲労だって。仕事しすぎだし、もっとリラックスして、夜ももっと早く寝ないと・・・」とブツブツ言っていたら、じゃあ他のテストもやってみようということになりました。
ドリーは、息止めは自信がある、と言い張るのでやってみたら本当に、1分弱ずーっと止めていて驚きました。僕は15秒くらいで終わりです。「むりやり副腎疲労仲間に入れようとしてるー」と言われました(笑)。
翌朝、ドリーは自分で瞳孔のチェックしてみたら「今日は普通に収縮してた。ほらね。副腎疲労じゃないから。同じクラブには入らないよ。」と言われました。