明けましておめでとうございます。
隣でお酒を飲んでいるドリーを見ていて、あー、うまそー、僕も飲みたいな~と、久しぶりに感じました。
お酒を飲まなくなってかれこれ900日以上ですが、今まで、お酒を飲みたい気分になったこともなければ、人が飲んでるのを見て美味しそう、と思った事も全くありませんでした。お酒のことを考える余地が僕の体にも頭の中にもまったくありませんでした。
僕の単調で何の面白みもない生活の中にも、少しずつ楽しみを見出したいという普通の感覚が戻ってきているのかもしれません。
僕の今年の目標は、夏までにはお酒が飲めるようになって、おじさんの憩いの場所・ビアガーデンで乾杯することと、ジムに戻ることです。
3年前の12月に、毎日通っていたジムに休会届を出しました。1年間の休会にしました。
あの時は、まだ自分が副腎疲労になっていることを知らず、とにかくわけの分からない体の不調と衰弱、まったくウエイトが上がらない、走るどころか歩くのもおぼつかない状態でした。
ジムの受付の女性に休会の理由を聞かれ、僕は何と説明したらいいかわからず、仕事が忙しいから、と言ってジムを休むことにしました。
1年も休めば、また戻れるだろうと考えていたんです。しかし、その次の年の春、副腎疲労であることがわかって、今のドクターの治療を始めたものの、順調に回復とはまったく行かず、後退したり、完全に袋小路に入り込んだりを繰り返し、体力はますます落ちて、自分の身の回りのことすらハアハア言いながらの状態で、とてもジムに戻れる状態ではありませんでした。
その年の12月、また僕はさらに1年の休会手続きを取るため、ジムに行きました。
そしてついこの間、僕は3度目の休会届を出すためにまたジムへ行きました。今回は、半年間の休会にしました。夏までには戻りたい、戻る、という意思表明でもあります。
副腎疲労から回復し、元の正常な体を取り戻すために、僕はこの2年半、ストレスと感じるもの、人、状況をことごとく遠ざけ、癒すだけの生活をしてきたと言っても良いと思います。
これは言ってみれば嘘の日常です。生きていく中でストレスがまったくない状況など、あるはずがないのです。
またどこかの時点で、普通のストレスのある状況に戻ることになるのですが、その時にどう自分をコントロールするか、ということを考え始めています。
副腎疲労から回復するプロセスは、考え方や生き方を見直す作業でもあります。
回復のゴールが見えた、とまでは言えませんが、気配を感じ始めた今、二度と副腎をいじめないこと、そして僕の周りの人を副腎疲労にしないために、やるべき事、変えるべきことを今年は具体化させたいと思います。
今年も宜しくお願いします。